［沖縄・木造住宅特集①］“天然無垢材”で快適な大空間｜株式会社夢ハウス沖縄店

夢ハウス（新潟県）の木造住宅は世界中から選び抜いた“天然無垢（むく）材”をふんだんに使用。木の性質を生かし、部材ごとに樹種を使い分ける“木遣い”が同社の特徴だ。木原太一支店長は「無垢材の調湿効果と独自技術を組み合わせ、大空間をエアコン一台で快適に過ごせます。無垢材で空気は澄み、光と風も存分に感じられる『自然共生型住宅』です」と話す。

自社のオープンハウスのＬＤＫは天井が高く、屋根裏部屋まで一体になった大空間となっている。「夢ハウスでは間仕切りは少なく、家族のつながりを生む空間づくりをしています」と木原支店長

光と風　澄んだ空気の「自然共生型住宅」

夢ハウス（新潟県）の木造住宅は世界中から選び抜いた“天然無垢（むく）材”をふんだんに使用。木の性質を生かし、部材ごとに樹種を使い分ける“木遣い”が同社の特徴だ。木原太一支店長は「無垢材の調湿効果と独自技術を組み合わせ、大空間をエアコン一台で快適に過ごせます。無垢材で空気は澄み、光と風も存分に感じられる『自然共生型住宅』です」と話す。

屋根裏部屋まで見通せる大空間のＬＤＫは、柱に真っすぐ伸びるヒノキ、梁（はり）に横からの力に強いベイマツ、土台はシロアリに強いヒバといった具合に木を適材適所に配置。内装仕上げにも調湿効果のある珪藻土（けいそうど）クロスを使っている。施主からは「梅雨時期でも室内はさらっとして、窓を開けても涼しく過ごせる」という声が上がるほどだ。

また、独自開発した遮熱シート「レフミラー９６」も快適性に直結。太陽の熱を９６％遮断する同シートで屋根全体を覆い、熱の侵入を防ぐ。木原支店長は「室内の湿度は５０～６０％に保ちつつ、室温はエアコン一台で外気温より１０度涼しくなることも。光熱費を削減できる省エネ住宅でありながら、シックハウスの原因であるカビ・ダニの発生・繁殖を抑えられる健康住宅にもなっています」と説明する。

モダンな造りの現代和室は黒の床柱がアクセント。天井装飾や細やかに加工された障子戸などモダンな造りとなっている

技術追究し耐久性も

「長持ちする家」のため、同社は耐久性を高める独自技術も追究している。その一つに特許を取得した「木材乾燥技術」がある。住み始めてから無垢材の変形やひび割れなどが起きないよう、あらかじめ木に含まれる水分量（含水率）を調整し強度を確保。さらに、オリジナルの「軸組パネル工法」も開発した。筋交いで支える軸組み工法に比べて強度が４倍となり、大空間を実現。台風や地震などにも強い堅牢な造りとなっている。

こだわりが詰まった家づくりは北谷町にある自社のオープンハウスで体感できる。空間に広がる木の香りを感じつつ、スタッフがシロアリ対策など住宅性能についてサンプルを使い、分かりやすく解説してくれる。

）無垢材に含まれる成分「ヒノキチオール」がシロアリ対策として効果を発揮する実験も見学できる