お住まい拝見+
2025年2月28日更新
[お住まい拝見+]光と影のデザイン|㈲武一建設
1月、2月に掲載した「お住まい拝見」の記事内で掲載しきれなかった設計の工夫や施主のこだわり、記者がおもしろいと感じたポイントなどを紹介する。
光と影のデザイン

格子は周囲からの視線を適度に遮りつつ光と風を通すため、洗濯物が乾きやすい
2月28日号「光あふれる2階リビング」Kさん宅
㈲武一建設
開口部のデザインが印象的なKさん宅。光と影が、空間に豊かな表情をもたらしている。
室内物干し場には、クラシカルな曲線を描くアイアンの扉が配置されている。繊細なデザインは美しい影を落とし、アートのよう。窓辺を飾るのは、イギリスのアンティークのステンドグラス。花をモチーフにした一枚は、手作業で仕上げられたガラスならではの温もりを感じさせる。表面の凹凸が光をやわらかく拡散し、壁や床に美しい陰影を映し出す。

アンティークのステンドグラスとクラシックな照明が調和し、印象的な窓辺を演出している
撮影/泉公・ララフィルム 取材/栄野川里奈子
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第2043号・2025年02月28日紙面「今月の表紙から・2025年1・2月」より掲載
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第2043号・2025年02月28日紙面「今月の表紙から・2025年1・2月」より掲載