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2020年9月25日更新

[お住まい拝見+]ひし形の金網で視線調整

[お住まい拝見+]このコーナーでは、「お住まい拝見」や「こだわリノベ」といった巻頭企画で、掲載しきれなかった設計の工夫や施主のこだわり、記者がおもしろいと感じたポイントなどを紹介します。(紙面連載「今月の表紙から 2020年9月」より掲載)

ひし形の金網で視線調整

13坪重ねた三角の家/建築設計室ant/Mさん宅より


階段の2階部分。外から中は見えないが、中から外の様子はよく見える


敷地の形状に合わせて三角形の平面計画をしたMさん宅は、約13坪のワンルームを重ねた2階建ての2世帯住宅。各世帯をつなぐ階段部分は木とメタルに覆われ、素材感の異なる独特な外観をしていた。
そのメタル部分の素材として採用されたのが「エキスパンドメタル」。建築士の奥原和明さんは「ひし形の網目によって、外から中を見えにくくする一方で、中から外はよく見える。西日を和らげつつ、風も取り入れられる」と説明する。また、一般的なアルミ製のルーバーより金額も抑えられるという。さび防止として亜鉛メッキ処理が施されている。


外観。1階は木、2階はエキスパンドメタルで階段部分を覆っている。奥原さんは「人が触れる1階部分は柔らかい木の素材を使った塀として、2階は対候性・耐久性の高いエキスパンドメタルを採用し、全体的なデザインのバランスをとっている」
 
 
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1812号・2020年9月25日紙面「今月の表紙から 2020年9月」より掲載


 

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出嶋佳祐

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「週刊タイムス住宅新聞」の記事を書く。映画、落語、図書館、散歩、糖分、変な生き物をこよなく愛し、周囲にもダダ漏れ状態のはずなのに、名前を入力すると考えていることが分かるサイトで表示されるのは「秘」のみ。誰にも見つからないように隠しているのは能ある鷹のごとくいざというときに出す「爪」程度だが、これに関してはきっちり隠し通せており、自分でもその在り処は分からない。取材しながら爪探し中。

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