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2021年9月17日更新

沖縄|【ひと】業界発展に後進育成も|山里 健市さん|(一社)日本商環境デザイン協会  沖縄支部長

商業施設や店舗デザインなどを手掛ける人たちで構成される(一社)日本商環境デザイン協会(JCD)。沖縄支部では「空間デザイン賞」も開催している。沖縄支部長の山里健市さん(54)は、「出前授業などさまざまな活動を通して、業界を盛り上げたい」と話す。

空間つくる魅力伝えたい



山里 健市さん
(一社)日本商環境デザイン協会沖縄支部長 



-JCDの取り組みは?

JCDは、商空間や住空間において、快適性・機能性を考慮しながら空間設計するデザイナーの団体です。商環境デザインの専門的職能の確立、都市社会のコミュニケーションのあり方と商業活動に関わる環境の質的向上を目的に1961年に創立。全国に10支部あります。

沖縄支部は2011年に設立され、私が支部長に就任して約8年です。建築家、インテリアデザイナー、空間領域のクリエーターなど24人の正会員が、シンポジウム、教育活動、デザイン賞など、さまざまな活動に取り組んでいます。会員は活動を通して業界第一人者やアーティストなどとつながり、仕事の幅も広がっています。

-支部長としての心掛けは?

建築には建物全体を考える建築士だけでなく、より機能的なデザインや集客性を求める場合の「店舗設計」「インテリアデザイナー」という職種があることを、一般の人にも知ってもらえるような活動を心掛けています。

会員の意見をまとめるのも支部長の大きな役目ですが、個性的な人が多いので苦労するところでもあります(笑)。通常だと、夏はバーベキュー、冬は忘年会を行って、会員同士や他団体との交流を深めていましたが、コロナ禍でできていないのが残念ですね。

-今後の目標は

後進の育成と業界の発展を目指したい。その一つとして、年に2回、無償で小学校への出前授業をして、「作る楽しさ」を教えています。まずは空間設計やインテリアデザインの仕事に興味を持ってもらうのが先。みんなで盛り上げていきたいです。



第2回 空間デザイン賞 10月15日まで作品募集中
第1回大賞の山本雅紹さんによる作品「CAVE~NATURE 海のテラス」

JCD沖縄支部は、県内の空間デザインに関する振興と若手デザイナーの発掘、一般へのデザインに対する認知度向上のため「JCD OKINAWA空間デザイン賞2021」を開催する。今回で2回目。10月15日まで作品を募集している(エントリーシートは10月6日締め切り)。

対象は、2018年9月1日から21年8月31日までに県内で実現した、商空間、住空間、家具、照明などのプロダクト。作品に責任のある設計者、デザイナーであれば誰でも応募でき、複数作品の応募も可能。

審査員による選考会で大賞、金賞、銀賞、入選が選ばれる。贈賞式は11月24日の予定。

山里さんは「沖縄でチャンスの場を増やしたい。評価を受けることでモチベーションにもつながる。ぜひ挑戦して」と呼び掛ける。詳細は同支部ホームページ(https://jcd-okinawa.jimdofree.com/about-1/)。



〈プロフィル〉やまざと・けんいち/1967年、那覇市出身。東京や沖縄で店舗設計施工会社に勤務し、97年よりソフィアプランと称しフリーで活動。2001年、(有)エー・アイ・エム設立。代表取締役に就任。13年、(一社)日本商環境デザイン協会の沖縄支部長に就任。◆(一社)日本商環境デザイン協会沖縄支部(有限会社エー・アイ・エム内) 那覇市古島2-10-6-1F 電話098・882・2772


第1863号・2021年9月17日紙面から掲載

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