[幸せ探し家探し2020]RBC コラボ企画|タイムス住宅新聞社ウェブマガジン

沖縄の住宅建築情報と建築に関わる企業様をご紹介

タイムス住宅新聞ウェブマガジン

家づくりのこと

企業・ひとの取り組み

2020年12月31日更新

[幸せ探し家探し2020]RBC コラボ企画

企業・ひとの取り組み

タグから記事を探す


タイムス住宅新聞社と琉球放送のコラボで12月26日に放送した「幸せ探し家探し2020」。その見どころをまとめて紹介! デザイン性の高いゼロエネ住宅、品質管理にこだわる生コン、コストを見える化した分離発注方式による住まいづくり、安心 &オシャレな重量木骨の家、節約に役立つオール電化まで、住宅取得の参考にして!

https://www.rbc.co.jp/tv_program/iesagashi2020/

 フロンティアーズ 

デザイン性高いゼロエネ住宅


モデルハウスのLDK。気密性を高めるための樹脂サッシは白いタイプを使っているため、空間の雰囲気にもよく合っている

車の燃費を考えるならおうちの燃費も考えよう

「R+houseは、デザインと省エネ性能にこだわった木造住宅です」と話すのは、(有)フロンティアーズの伊藝直代表取締役。例えばデザインは、アトリエ系の建築家が100人ほど登録しているため、バリエーションが豊富だという。 省エネ性能については、高断熱や高効率設備の導入、再生エネルギーの活用などにより、一次エネルギー消費量がゼロ以下となることを目指した「ZEH」に標準対応。 中でもポイントは窓周り。Low-E複層ガラスの空気層に、熱を伝わりにくくする「アルゴンガス」を注入したほか、樹脂サッシやハニカム構造のブラインド、外付け遮熱シェードなども採用。「断熱性・気密性が高いので、外の暑さや寒さの影響を受けにくく、冬でも半袖・短パンで過ごせます」 また、太陽光発電や蓄電池を活用することで、「電気を自宅で賄うことができ光熱費はほとんどかからない。長い目で見ると、ランニングコストを大幅に抑えられ、500万円以上お得になることもあります」。 「燃費のいい住まい」は、沖縄市登川にあるモデルハウスで体感できる(要予約)。


外観。黒い波型サイディングと白い琉球石灰岩のコントラストが印象的


タブレットで太陽光発電の発電量や電力自給率などを確認できる

◆フロンティアーズ 沖縄市登川828 098・934・6701 年末年始もモデルハウスの見学OK
https://www.frontiers-house.jp/r_plus_house


 沖縄県生コンクリート工業組合 

鮮度と品質管理が命!


この建物が生コン工場の心臓部。左側のパイプから砂や石などの材料を上げ、建物の中で計量し、練ってから下のミキサー車に載せる


ハイテク! 知られざる 生コンクリートの世界

県内の多くの住宅で用いられているコンクリート。固まる前のものを「生コンクリート」という。その生コンはどのように造られているのか。浦添市にある最新型の生コン工場を見学した。 6階建て程度の高さの建物が工場の心臓部=左上写真。最上部は太いパイプがつながっていて、原料である石や砂が運び入れられる。同工場の池原さんは「石や砂、そしてセメント、水、混和剤は3階で計量され、2階で練られます」と話す。練り上がった生コンは、1階部分で待つミキサー車に積まれる。ここからはスピード勝負。「90分以内に使用しなければならない。鮮度が命」。 同工場では、ミキサー車がどこを走っているのかGPSで管理し、職員がナビゲーションする。「県内には組合に加盟する51の工場があり、どこの現場でも90分以内に届けられるような体制がとられています」と池原さん。 徹底した品質管理に加え、スピーディーに現場へ届けられる生コン。それが台風や火災、シロアリに強く、県民の命を守るコンクリート住宅の要となっている。


上の建物の内部を案内する同工場次長・池原さん


生コンは練り上がってから90分以内に使わなければならない。工場内部の管理はもちろん、ミキサー車の動きもGPSで把握して、時間内に届けられる体制を整えている

◆沖縄県生コンクリート工業組合
http://namakon-kumiai.jp/

 沖縄電力 

初期費用なしでも可能!


「カエルぴあなは」を案内する新垣さん(右)城間麻衣子さん。施設ではオール電化体験や光熱費シミュレーションなどができる


オール電化 節約のコツは夜にあり!

那覇市旭町のオール電化体験施設「カエルぴあなは」では、光熱費の節約につながるオール電化のさまざまな情報を提供している。沖縄電力の新垣達朗さんは「自宅にエコキュートを入れて、Eeホームというサービスに加入すると、夜11時から翌朝7時まで、クーラー・冷蔵庫など全ての電気料金がおよそ60%以上お得に。さらにIHクッキングヒーターを入れてオール電化にすると、家中の電気料金が10%お得になります」と話す。 同施設では、各メーカーのエコキュート、IHクッキングヒーターも展示。新垣さんは「エコキュートは、夜間の安い電気でお湯をつくりタンクにためておくので、停電時でも1~2日間ならシャワーなどを使用できます。370㍑タイプでは、家族3~4人分のお湯を賄えます」と話す。 2020年から、個人住宅向けに「りっか電化リース」という新たなサービスも開始。初期費用がかからず、10年間修理保証が付く。アパートなど集合住宅の家主向けに、管理費不要で24時間故障受け付けの電化リースも準備している。 光熱費を比較するシミュレーションなど、オール電化に関する疑問を解決できる「カエルぴあなは」にぜひ足を運んでみて。年始は1月5日(火)から営業!




夜間に沸かしたお湯をためるエコキュート。停電時などには、
​エコキュート内からお湯を取り出し、トイレ用水としても利用可能



◆沖縄電力 カエルぴあなは 那覇市旭町114−4  2階 070・5819・0984
午前9時~午後5時営業、月曜・旧盆・年末年始は休館
http://www.kaeru.tv/exp/information/index.html

 真玉橋設計事務所 

分離発注方式で「見える化」


3姉妹の家族が住む3世帯住宅。共有スペースの庭に向かって大きな窓がある。中庭ではみんなでバーベキューして楽しむのだそう


ず~っと住む家だから機能的で「美しい家」に住もう

今回、機能的で美しい家として紹介するのは、まるで美術館のような家。3姉妹の家族が住む3世帯住宅だ。平屋と2階建ての住宅が中庭を囲んで建つ=上写真。設計した真玉橋設計事務所の野里雅樹さんは「3家族で中庭を共有。各家族の住まいはプライバシーを守りつつ、要望や好みに合わせて設計しました」と話す。 同社がこだわっているのは「シンプルで住みやすい、美しい家づくり」。例えば、「たくさんの人を招きたい」という要望に応え、広々としたリビングやキッチンで動きやすい動線に。「女性スタッフも多く、女性目線の提案も行います」と野里さん。さまざまな要望に応え、きめ細かい気配りのある設計が特徴だ。 もう一つこだわっているのが、分離発注方式によるコストの「見える化」。分離発注は、キッチンや内装など13の専門業者それぞれと施主が直接契約する。それにより、何にどれだけコストがかかっているかが見え、価格の最適化が図れるという。 詳しくは下QRコードからホームページをチェック!


3世帯住宅の外観。前面の駐車場は3世帯分の車が止められる

照明計画で夜の外観も美しく見せる。「200家族以上のさま
ざまな家づくりのマネジメントをしています」と野里さん



◆真玉橋設計事務所 沖縄市美里6−4−16 098・937・2777
年始は1月4日(月)から営業
http://www.madanbashi.com/


 アースティック琉球支社 

オシャレなタウンハウス


豊見城市「ザ・プレース豊崎テラスⅡ」は2階建ての木造住宅


耐震・耐風 重量木骨の家

豊見城市豊崎で分譲中の「ザ・プレース豊崎テラスⅡ」は、一戸建てのようなゆとりの広さとマンション並みの管理を兼ね備えた新しいスタイルの木造住宅だ。 同物件は閑静な住宅地内に建ち、公園が目の前に広がる子育て世代にうれしい立地。周辺にはアウトレットモールや飲食店などがあるのも便利。 取締役の堀野仁志さんは「強度の高い木材を使う耐震SE構法を採用。木造住宅でありながら、全棟構造計算を実施し、高い耐震性能を誇ります。その総称を重量木骨の家と呼んでいます」と話す。 設備一つ一つも機能性とデザイン性にこだわる。浴室は衣類乾燥機付きで、断熱クッション層の断熱床を使用。キッチンはおしゃれで開放的なアイランドキッチン、清潔で快適なビルトインの食洗乾燥機を採用している。他にも趣味を楽しむ収納スペースの広い土間玄関、スリットデザインの階段など見どころ満載だ。管理会社によるメンテナンスで建物の資産価値を保てるのも魅力。 同物件の他、同社では「豊崎テラスⅢ」「南風原テラスⅢ」「八重瀬テラス」「高原テラス」の販売を行っている。年始は1月7日(木)から営業。


子育て世代にうれしい広々玄関。自転車やサーフボードなども置ける

LDKの広さは約22帖。スリットデザインの階段で2階とつながり、家族の気配が感じられる

◆アースティック琉球支社 豊見城市根差部727エクセルビル201
0120・56・8917(9:00〜18:00) 水曜、第1・3火曜、年末年始定休
https://earthtic-ryukyu.jp/project/toyosaki2/

毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1826号 第2集 ・2021年1月1日紙面から掲載

企業・ひとの取り組み

タグから記事を探す

この記事のキュレーター

スタッフ
週刊タイムス住宅新聞編集部

これまでに書いた記事:2395

沖縄の住宅、建築、住まいのことを発信します。

TOPへ戻る