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2016年4月29日更新

家族の笑顔生む家づくり|アドヴァンスプラン

新築からリフォームまで、建築設計・監理、インテリアコーディネートを手掛けるアドヴァンスプラン。主宰の根路銘寿安さんは建築士、妻の恵子さんはインテリアコーディネーターとして活躍する。互いの知識と経験の相乗効果で「家族が居心地良く、笑顔になれる家づくり」に力を注ぐ。

根路銘寿安さん(アドヴァンスプラン 主宰)
   恵子さん(インテリアコーディネーター)


分担&相互作用が力に


ご夫婦の役割分担は?
恵子
私はインテリアコーディネーターになって20年。住宅やマンション、店舗などのコーディネートに携わっています。二人で仕事をするようになったのは3年ほど前。これまで新築やリフォームなど、7物件を一緒に手掛けました。
寿安
僕は、設計に携わって30年になります。設計においては家事効率や使い勝手の良い動線はもちろん、デザインとして遊び心を加えることで、ゆとりと心地良さのある住まいづくりを心掛けています。
恵子
個別に仕事を受けることも多く、そこで広がった視野やアイデアを持ち寄って、いい相互作用が生まれています。

大事にしていることは?
寿安
住まいの考え方や暮らし方は、家族によって異なります。ささいなことでも思っていることを話してもらうことが必要です。だからこそ、信頼関係が大事。相談やディスカッションをする中で、何を優先するか、課題をどう解決するかを一緒に考えます。
恵子
私たちのモットーは、家族が心地良く、笑顔で過ごせること。そのおかげか、長いお付き合いのお施主さまも多く、私が子どものことを相談することも。仕事を通して生まれた関係性がとても心地良いです。

今後の目標は?
恵子
二人とも建築が好きで、お客さまに喜んでもらいたいというのが共通の目標。お互いの得意分野が最大限に発揮できるよう役割を分け、さらにいいものを提案していきたいですね。
寿安
沖縄の気候風土に合った、住み手の暮らしに寄り添う住環境づくりを目指したいと考えています。






子どもが縁で手掛けた

デザイン楽しい保育園

2人の子どもたちが通った保育園の園長の依頼を受け、2015年に園舎の新築工事に携わった根路銘夫妻。「いい建物にしたいけど、建築のことが分からなくて不安」という園長の心強いサポーターとして工程会議から参加し、子どもたちが楽しく過ごせるようコーディネートした。

恵子さんの提案で、園のイメージカラーである緑を引き戸やロールスクリーンに取り入れた教室。引き戸には、チョウやチューリップをかたどった窓も設けた=写真。階段室は森をイメージ。寿安さんが下絵を描き、リーフ柄のペイントを施すなど、遊び心いっぱいの空間が完成した。

 



ねろめ・としやす
那覇市生まれ。建築士。団設計工房に約18年勤めた後、視野を広げるためハウスメーカー、建設会社などを経て、2013年に独立。現職に。

ねろめ・けいこ
沖縄市生まれ。インテリアコーディネーター。キッチンメーカー、インテリアコーディネーター事務所などを経て、2008年に個人事務所としてアドヴァンスプランを設立する。



アドヴァンスプラン
yasu@advanceplan.net
電話:090-1945-9434
 


取 材/比嘉千賀子
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞 第1582号・2016年4月29日紙面から掲載

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比嘉千賀子

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編集者
住まいと暮らしの情報紙「タイムス住宅新聞」元担当記者。猫好き、ロック好きな1児の母。「住まいから笑顔とHAPPYを広げたい!」主婦&母親としての視点を大切にしながら、沖縄での快適な住まいづくり、楽しい暮らしをサポートする情報を取材・発信しています。

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