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2020年11月20日更新

【ひと】水道工事の経験生かす|宮里真由美さん 三建設備(株)代表取締役

1968年創業の三建(さんけん)設備(株)は水道関連工事を手掛けるほか、3年前からハウスクリーニング事業も始めた。代表取締役の宮里真由美さん(58)は、「工事現場の経験が水回りトラブルの早期発見・対応につながり喜ばれている」と話す。

清掃で問題の早期発見


宮里 真由美さん
三建設備(株)代表取締役


-新事業を始めた理由は?
創業以来52年間、上下水道配管工事や給排水設備工事、水回りや住まいのリフォームまで携わってきましたが、水回りのトラブルは緊急対応が多く、もっと早く手入れしていれば、こんなに費用はかからなかったのに…と思うことがよくありました。

そんな中、社員と一緒に10年ビジョンを作成。清掃事業に取り組めば、「水回りをはじめとした住宅設備に起きている問題の早期発見、対応につながる」「社員が年齢を重ねても、体力や状況に合わせて働き方を選べるようになる」などの利点に気付き、決断しました。

-ハウスクリーニングの事業を通して考えることは?
掃除で役立てることの多さ、大きさを改めて知り、やりがいを感じています。

掃除をしに行っても、物が散らかっていて、いるもの、いらないものに分別する作業から始めることがあります。「片付け方が分からない」という人は意外と多いんです。一緒に取り組んで掃除が終わったときには表情がすごく明るくなります。

旧盆前に、子どもが離れて暮らしている高齢者世帯のお掃除をしたときには、親子ともに精神的に楽になったと喜ばれた例もありました。

-今後の目標は?
女性の活躍できる場を増やしたい。当社では清掃事業だけでなく、水道関連工事でも現場で活躍する女性がいます。出産、育児などライフステージに応じて働きやすい環境を作り、応援したいと思っています。

 


人にも環境にも優しく
天然植物洗剤を使用


三建設備(株)がハウスクリーニング「おそうじ屋SUN」を始めて3年。女性スタッフがメインとなって作業しており、利用者からは「安心感がある」「細やかな気配りがうれしい」と好評だ。

さらに「シロアリ被害を見つけて早期対応につなげるなど、工事現場を経験した者ならではの気付きから生まれる事例は多く、たくさんの人に喜ばれています」と宮里代表は胸を張る。

同社では、掃除する素材や、利用者・作業者の健康に害がなく、環境にも優しい天然植物洗剤を使用。一般住宅をはじめ、保育園、サロンなどでも、ハウスクリーニングの利用が広がっている。問い合わせは同社お掃除部門(電話=098-958-3678)。


ハウスクリーニング作業の様子
 


みやざと・まゆみ/1962年、読谷村出身。東京の中央工学校で設備設計を学び、卒業後、沖縄で就職。設備設計の業務に携わる。28歳のとき、父が営む三建設備(株)に入社。2007年、代表取締役に就任。3人の娘を持つ母。趣味はオルガンやオカリナ、ゴルフなど「広く浅く楽しんでいます(笑)」。
◆三建設備(株) 沖縄市南桃原4-33-3  
電話=098-932-3629

 

取材/赤嶺初美(ライター)
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1820号・2020年11月20日紙面から掲載

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