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2020年8月21日更新

建材ピックアップ|停電時の電源

2008年9月に襲来した台風24号では、大規模な停電が起こり県民の生活に大きな影響を及ぼした。それ以降、停電対策への関心が高まっている。今回は停電への備えとして、発電機や蓄電池、ポータルブル電源などを紹介する。

台風や非常時の停電に備えて


◆LPガス燃料に自家発電/矢崎・低圧LPガス発電機(沖縄ガス)

家庭用のLPガスで自家発電する「低圧LPガス発電機」。小型タイプは13キログラム。女性でも持ち運びできる。沖縄ガスでは24万8000円~(税込み・標準工事費込み)で提供している。

 沖縄ガスでは、普段家庭で使っているLPガスを使って発電できる「低圧LPガス 
発電機」を販売している。
日ごろLPガスを利用している家庭なら燃料を備えておく必要はないので、急な停電時に重宝。一般的なLPガス50キログラムの容器1本で、約110時間発電できるそうだ。 LPガス事業者に、専用ガス供給ボックスを設置してもらう工事は必要だが、それを済ませば簡単に使うことができる。 使い方は、専属の接続コードで同発電機とLPガスボンベをつなぎ、ガスの元栓を開いてエンジンスイッチをオン。発電機のグリップを引けばOK。使用時は、必ず屋外の換気の良い場所に発電機を置くこと。
 エンジン音が気になる人は、別売りの防音ボックス=下写真=に納めることをおすすめする。 問い合わせ先/沖縄ガス・サービス課(電話098・863・7730)

専用の供給ボックス(写真上部)にはガスコードが納められている。また、別売りで防音ボックスもある



◆電気をためて必要なときに使う/クラウド蓄電池(饒平名エコステーション)

  家庭用蓄電池は電力を蓄え、好きなときに使うことができる機器。饒平名エコステーション(名護市)の饒平名知也代表取締役は「停電時はもちろん、平時でも安い深夜電力を蓄電池にためて、昼間に使うことで電気代がお得になります」と話す。
 
 蓄電池を選ぶ際、大事なのは蓄電容量だ。容量が大きいほどたくさんの電気をためておくことができるが、高額になる。同社ではシャープのクラウド蓄電池を取り扱っており、容量は4.2kwh、 6.5kwh、8.4kwh、13kwhの4タイプがある。「4.2kwhなら、停電時などは左記のように優先して使いたい家電を決めて使いましょう。13kwhなら、停電時でも普段と変わらず、家全体で電気が使えます」と説明する。 このクラウド蓄電池は、太陽光発電システムと一緒に設置するのがおすすめだそう。

 「一般的な蓄電池は、太陽光と蓄電池、それぞれにパワーコンディショナーという、発電した電気を家庭などで使用できるよう変換する機器が必要ですが、シャープのクラウド蓄電池はそれが一台で済みます」 すでに設置済みの太陽光発電システムに蓄電池を接続することも可能。「太陽光で発電した電気を昼間に使いながら、余った分を蓄電池にためて、夜は蓄電池の電気を活用すれば光熱費を節約できます」と話した。 
問い合わせ先/饒平名エコステーション(電話0980・53・0101)  


◆停電時はもちろん、アウトドアにも!/ポータブル電源(Jackery Tuned by JVC)、2電源どこでも扇風機(LOGOS)|(ホームセンターさくもと)

持ち運びできるポータブル電源。写真は626whタイプ(6万4800円、税抜き)。AC(コンセント)出力が二つ、USB出力が三つ、DC出力が三つある。家庭用電源なら約9時間でフル充電できる

小型で軽く、持ち運びにも便利な「2電源どこでも扇風機(5980円・税抜き)」。コンセントでも電池でも稼働するため、場所を問わず使える


  ホームセンターさくもとでは、災害時にもアウトドアにも使えるアイテムが人気だそう。 商品課バイヤー・嘉手苅林也さんのイチオシは、持ち運びができ、停電時や外でも家電が使える「ポータブル電源」だ。「アウトドアや車中泊時でも、この電源があれば扇風機や炊飯器を使うことができる。外でのDIYでも電動工具が使えます」と話す。 同電源626Whタイプは、約9時間でフル充電でき、扇風機(30w)なら約17時間、ノートパソコン(50W)なら約10時間使用可能。スマホ(15w)なら約35回充電することができる。518whタイプは約8時間でフル充電でき、扇風機は約14時間、ノートパソコンは約8時間使用可能。スマホは約29回充電できるそうだ。 もう一つ売れ筋の商品が、コンセントでも電池でも使用できる「どこでも扇風機」。単1電池8本で、約50時間使える(連続使用可能時間は約4~5時間)。軽くて持ち運びにも便利。「エアコンが使えなくなっても、電池さえ準備しておけば涼を得ることができます」 「台風が近づくと電池だけでなく、ろうそく、ランタンや保冷剤などが一気に売れる。売り切れになる可能性もあるので、慌てて準備するのではなく常備していてほしい」と呼びかけた。 問い合わせはさくもと各店舗へ。
浦添店(電話=098・877・4123)、コザ店(電話=098・933・4241)、とよみ店(電話=098・852・2100)、なご店(電話=0980・51・1300)


◆沖縄電力の停電情報
 沖縄電力はホームページ上で、台風時や平時の停電情報を公開している。「地図表示サービス」では、停電地域や停電戸数、復旧見込みや対応状況などが地図上で確認でき、自分が住んでいる地域の状況が一目でわかる。 さらに、ことし7月からはその情報
 がより詳細化され、停電表示エリアが従来の市町村表示から、字丁目単位で表示されるようになった。 また、事前に登録することで停電情報がメールで配信されるサービスも提供しているほか、台風時はテレビや県域ラジオ、コミュニティーラジオでも停電情報を発信している。
写真)沖縄電力ホームページで提供している地図表示サービス。地図上で、停電地域や戸数が確認できる。また、文字情報で停電地域を字丁目ごとに表示。対応状況や復旧見込みも掲載している
 

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スタッフ
東江菜穂

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編集者
週刊タイムス住宅新聞、編集部に属する。やーるんの中の人。普段、社内では言えないことをやーるんに託している。極度の方向音痴のため「南側の窓」「北側のドア」と言われても理解するまでに時間を要する。図面をにらみながら「どっちよ」「意味わからん」「知らんし」とぼやきながら原稿を書いている。

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