沖縄建築賞
2018年2月19日更新
第4回沖縄建築賞[2018年2月26日から募集]
住宅や公共施設など、県内の優れた建築物や建築士を顕彰する「第4回沖縄建築賞」(主催・同実行委員会)の作品募集が2018年2月26日(月)から始まる。
住宅や公共施設など、県内の優れた建築物や建築士を顕彰する「第4回沖縄建築賞」(主催・同実行委員会)の作品募集が2018年2月26日(月)から始まる。実行委員長は西里幸二氏(県建築士会会長)。実行委員会は、同会と県建築士事務所協会、日本建築家協会沖縄支部、タイムス住宅新聞社の4団体で構成される。
西里実行委員長は「建築賞は、いい作品を見いだすだけでなく、県内で活躍する建築士らの目標にもなる。一般の人にも、きちんと評価された建築を知ってもらういい機会」と意義を語る。
募集要項等ダウンロード
応募申請書 word PDF
作品説明書 PDF
沖縄建築賞募集要項 PDF
提出ガイド PDF
受付期間は、2月26日(月)午前10時から3月23日(金)必着。書類での1次審査、現地審査を行う2次審査をへて、5月25日(金)には新聞紙上、または同ホームページ上で入賞作品を発表する予定。
入賞作品は、5月26日(土)から同月31日(木)まで、那覇市久茂地のタイムスビル2階ギャラリーで展示される予定。また、韓国済州道建築士会の設計展にも出展される。
昨年は住宅建築部門22点、一般建築部門21点の合計43作品の応募があり、正賞はじめ7点の入賞作品が決定した。
実行委員長を務める西里幸二氏
昨年の受賞者ら
募集要項(要旨)
主催
沖縄建築賞実行委員会
(公社)沖縄県建築士会
(一社)沖縄県建築士事務所協会
(公社)日本建築家協会沖縄支部
(株)タイムス住宅新聞社
協賛
建築関係団体(予定)
特別協力
(株)沖縄タイムス社
後援
マスコミ各社(予定)
応募対象
沖縄県内に建築された建築作品。
①住宅建築部門
過去5年以内に完成した建築物。主要用途が住宅(多世帯住宅含む)で規模は問わない。
②一般建築部門
過去5年以内に完成した建築物。住宅以外で、公共、文教、生産、商業、厚生、集合住宅などを含む建築物等で規模は問わない。
応募資格
活動の本拠地が県内にあり作品に責任のある立場でかかわった建築士で、関係団体への加盟の有無は問わない。審査委員及びその事務所関係者の応募は認めない。※応募作品の公表については、施主の承諾を得たものとする。
応募手続き
応募書類作成・提出ガイドに沿って「応募申請書」、「作品説明書」を作成。募集要項など各書類のデータは、下記URLよりダウンロード。
https://sumai.okinawatimes.co.jp/images/download/NO4.zip
受付期間
2018年2月26日(月)午前10時から、同年3月23日(金)必着
審査委員
委員長
古市徹雄(建築家)
副委員長
小倉暢之(琉球大学工学部教授)
委員
名嘉睦稔(版画家)
能勢裕子(彫刻家)
西里幸二(県建築士会会長)
野原勉(県建築士事務所協会会長)
當間卓(日本建築家協会沖縄支部支部長)
比嘉弘(タイムス住宅新聞社代表取締役社長)
審査手順・選考基準
1次審査を通過した作品の応募者はホームページで公開。現地調査を行う2次審査で応募者へ同行を求める場合、離島の作品における応募者の渡航費は自己負担とする。下記から応募作品を総合的に評価。
①沖縄の気候風土を反映した建築の提案があり、独創性や表現力が優れている。
②時代性を踏まえた企画力や技術力、機能性に優れている。
③地域への貢献、文化の向上に資しており、未来につながる創造性が優れている。
表彰区分
- 正賞=住宅建築部門、一般建築部門で審査基準により総合的に優れている作品
- タイムス住宅新聞社賞=正賞に次ぎ、奨励賞の中から際立った作品
- 奨励賞=正賞、タイムス住宅新聞社賞に次ぐ作品の中から、今後、正賞が期待できる作品
- 新人賞=全応募作品の中で、40歳未満の建築士による秀でた作品。正賞ならびに奨励賞とは別途の賞とする。
賞金及び賞状、賞牌など
- 住宅建築部門=正賞1点20万円、奨励賞2点以内5万円
- 一般建築部門=正賞1点20万円、奨励賞2点以内5万円
- 特別賞=タイムス住宅新聞社賞1点10万円、新人賞1点5万円
発表
2018年5月25日(金)予定。新聞紙上またはホームページ上で行う。
問い合わせ
沖縄建築賞実行委員会事務局
098-862-1155(株式会社 タイムス住宅新聞社内)
担当/大嶺・玉那覇
kenchiku.jht@gmail.com
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この記事のキュレーター
- スタッフ
- 東江菜穂
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編集者
週刊タイムス住宅新聞、編集部に属する。やーるんの中の人。普段、社内では言えないことをやーるんに託している。極度の方向音痴のため「南側の窓」「北側のドア」と言われても理解するまでに時間を要する。図面をにらみながら「どっちよ」「意味わからん」「知らんし」とぼやきながら原稿を書いている。