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沖縄建築賞

2021年10月29日更新

【第7回沖縄建築賞】入選作品紹介

沖縄県内の優秀な建築物・建築士を表彰する「沖縄建築賞」(主催/同実行委員会)。全16作品(住宅部門9件、一般部門7件)の中から選ばれた、入選作品4作品を紹介する。

「路傍の小石(ウヤファーフジ・ヌ・マブイ」(豊見城市) 設計:金城豊氏、大城壮史氏 (有)門一級建築士事務所

沖縄で、古くから建材として使用されてきた琉球石灰岩をふんだんに使用。鉄線の籠(かご)の中に石灰岩の小石を詰め、建物上部に設置。強い日差しを遮りながら、小石の間から点々と光が漏れる。
沖縄で、古くから建材として使用されてきた琉球石灰岩をふんだんに使用。鉄線の籠(かご)の中に石灰岩の小石を詰め、建物上部に設置。強い日差しを遮りながら、小石の間から点々と光が漏れる。


設計者/(写真上から)金城豊氏(51)、大城壮史氏(38)
㈲門一級建築士事務所






 

「いつも開け放つ。呼吸する都市住宅」(浦添市) 設計:平良和礼氏 (株)渡久山設計

2階部分のボリュームに強弱を付け、公園のある南西側(写真右側)に向けて高窓や側窓を設けた。室内は明るく、外からの視線も気にならない。
2階部分のボリュームに強弱を付け、公園のある南西側(写真右側)に向けて高窓や側窓を設けた。室内は明るく、外からの視線も気にならない。


設計者/平良和礼氏(39)
㈱渡久山設計




 

「万座毛周辺活性化施設」(恩納村) 設計:慶佐次操氏、宮城英彰氏、運天浩氏(有)名工企画設計

屋根や外壁は岩肌や樹木と同色を使用。ガマのような吹き抜けを中心に、飲食店や土産品店、テラスなどを設けた。
屋根や外壁は岩肌や樹木と同色を使用。ガマのような吹き抜けを中心に、飲食店や土産品店、テラスなどを設けた。


設計者/慶佐次操氏(68)、宮城英彰氏(67)、運天浩氏(59)
(有)名工企画設計







 

「咲元酒造」(恩納村)設計:玉那覇仁氏(株)玉那覇仁建築設計事務所

首里から「琉球村」内に移転した酒造所。来場者は見学通路やデッキで休憩しながら、工場内での作業の様子などを見学できる。高低差を利用した造りで、来場者動線と搬出入動線を分離。低い部分に貯蔵タンクを置くことで、タンク上で行う攪拌(かくはん)などの作業効率向上にもつなげた。
首里から「琉球村」内に移転した酒造所。来場者は見学通路やデッキで休憩しながら、工場内での作業の様子などを見学できる。高低差を利用した造りで、来場者動線と搬出入動線を分離。低い部分に貯蔵タンクを置くことで、タンク上で行う攪拌(かくはん)などの作業効率向上にもつなげた。


設計者/玉那覇仁氏(46)
(株)玉那覇仁建築設計事務所



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毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1869号・2021年10月29日紙面から掲載

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