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2021年6月4日更新

【第7回沖縄建築賞】2021年6月8日から募集開始

県内の優れた建築や建築士を表彰する「第7回沖縄建築賞」の作品募集が6月8日(火)から始まる。7月9日(金)午後4時まで。対象は県内で、過去5年以内に完成した住宅または一般建築。正賞受賞者には賞状と20万円が贈られる。

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1次審査はプレゼン方式に

昨年の2次審査の様子。現地での審査を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響でプレゼンテーション方式に変更した。ことしは1次審査が全応募者によるプレゼンになる
昨年の2次審査の様子。現地での審査を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響でプレゼンテーション方式に変更した。ことしは1次審査が全応募者によるプレゼンになる


今回、大きく変わるのは審査方法。前回まで1次は書類審査だったが、今回から全応募者が審査委員の前でプレゼンテーションや質疑応答を行う。

「今までは1次審査の選考からもれると、審査委員と意見を交わす機会がなかった。応募してくれた建築士たちにとってより有益な経験となるようにしたい、という審査委員の意向から、プレゼン方式に変更した」と事務局の担当者は話す。

2次審査は建物を実際に訪れる現地調査を予定している。前回は新型コロナウイルス感染拡大の影響から取りやめになった。今回は「10月の中旬を予定している。新型コロナウイルスの状況を見ながらだが、現地調査ができることを期待している」と事務局。


古谷審査委員長は続投

審査委員長は前回同様、建築家で早稲田大学教授の古谷誠章氏が務める。副委員長は琉球大学名誉教授の小倉暢之氏。

審査委員は彫刻家の能勢裕子氏と、県建築士会会長の金城傑氏、県建築士事務所協会会長の武岡光明氏、日本建築家協会沖縄支部支部長の伊良波朝義氏。

さらに今回から、前回の正賞受賞者が審査員に加わる。住宅部門で正賞を受賞した大嶺亮氏は同部門の審査に、一般建築部門で正賞を受賞した細矢仁氏も同部門の審査に参加。それぞれ7人で審査を行う。
 
前回に引き続き、審査委員長を務める古谷誠章氏


数多くの応募に期待

第7回沖縄建築賞・実行委委員長の金城傑氏は、「回を重ねるたびに作品スタイルの幅も広がってきました。今回は、すべての応募者がプレゼンテーションをする、これまでにないスタイルとなっています。応募者にとって、著名な建築家と意見交換できる貴重な機会ともなります。沖縄の建築文化に一石を投じる数多くの作品の応募を期待しています」と話した。



◆第7回沖縄建築賞構成団体
主催:「沖縄建築賞」実行委員会(構成団体は県建築士会、県建築士事務所協会、日本建築家協会沖縄支部、タイムス住宅新聞社)
協賛:建築関係団体(予定) 
特別協力:㈱沖縄タイムス社 
後援:マスコミ各社(予定)

◆賞区分と賞金
・住宅建築部門=正賞1点20万円、
        奨励賞2点以内5万円
・一般建築部門=正賞1点20万円、
        奨励賞2点以内5万円
・タイムス住宅新聞社賞(正賞に次ぐ作品)=1点10万円
・新人賞(40歳未満の建築士による秀でた作品)=1点5万円
・入選=上記以外の1次審査通過者

 
募集要項

◆応募対象
沖縄県内に建築された建築作品。住宅建築部門、一般建築部門ともに過去5年以内に完成した建築物を対象とする。応募点数の制限はなし。発表済み作品の応募も可能。
①住宅建築部門
 主要用途が住宅(多世帯住宅を含む)で規模は問わない。
②一般建築部門
 住宅以外の一般用途の建築作品。公共、文教、生産、商業、厚生、集合住宅などを含む建築物等。規模の大小は問わない。
※住宅と他の用途が複合した作品は、作品の特徴を踏まえて応募者が部門を判断。


◆応募資格
・本拠地を沖縄県内で事務所登録をしていること。※建築賞実行委員会構成団体などへの加盟は問わない。
・作品に責任のある立場で関わった建築士であること。
・審査員およびその事務所関係者の応募は不可。※ただし前年の一般建築部門正賞受賞者は、住宅建築部門の応募を認める。逆も同じく応募を認める。 
・現地審査を行うことや応募作品の公表については、建築主の承諾を得たものとする。


◆応募手続
2021年6月8日(火)以降、タイムス住宅新聞Webマガジンにアップされる提出ガイドに沿って「応募申請書」、「応募作品」を作成。


【応募書類・応募作品の提出方法と受付期間】
①提出ガイドに指定された、A1タテサイズの作品パネルを準備。
※応募作品を、厚さ5mmA1サイズのパネルに1ページあたりA2サイズ2枚を貼り付ける。
 


②作品一式を提出ガイドに指定された形式で、CDに落とす。
③提出ガイドに沿って「応募申請書」を準備。
④沖縄県建築士事務所登録の写しを準備。
 以上を、右上に記載された提出機関へ持参または郵送。
・受付:2021年6月8日(火)~7月9日(金)午後4時まで
※郵送の場合は、配達の記録が残るものに限ることとし、受付期間最終日時必着とする。

【プレゼンテーション用のデータの提出方法と受付期間】
・応募作品とは別にプレゼンテーション用にデータを準備する。内容を3分以内に収め、メール便で提出機関へ送信する。7月16日(金)午後4時までに必着。
※画角厳守16:9、動画可能、送信後は要電話確認。プレゼンテーション用データがない場合、上記の作品パネルでプレゼンする。


◆提出機関
(公社)沖縄県建築士会
〒901-2101 浦添市西原1-4-26(沖縄建築会館内)
TEL:098-879-7727  FAX:098-870-1710
e-mail:shikai@ryucom.ne.jp
受け付けは平日午前10時~午後4時


◆応募料の納付
①応募料(全応募者)
 応募者は、応募料(沖縄建築賞応募登録料)5000円を7月12日(月)までに下記の口座に振り込み。期日までに振り込みがなかった場合は失格となる。
・振り込み先:沖縄海邦銀行 泡瀬支店 普通口座(0225043)
       沖縄建築賞実行委員会 金城傑
②第1次審査選考通過者
 第2次審査登録を必須とし、1作品につき25000円を8月20日(金)までに指定口座へ振り込む。


◆審査委員
委員長:古谷誠章(建築家、早稲田大学教授)
副委員長:小倉暢之(琉球大学名誉教授)
委員:能勢裕子(彫刻家)
   金城傑(県建築士会会長)
   武岡光明(県建築士事務所協会会長)
   伊良波朝義(日本建築家協会沖縄支部支部長)
   大嶺亮(第6回沖縄建築賞住宅部門正賞受賞者)
   細矢仁(第6回沖縄建築賞一般部門正賞受賞者)
※前回の住宅建築部門の正賞受賞者は、今回の住宅建築部門の審査にあたる、前回の一般建築部門の正賞受賞者は、今回の一般建築部門の審査にあたる。


◆審査手順
【第1次審査】
期日:7月24日(土) を予定
全応募者によるプレゼンテーション。1人10分、提出したプレゼンデータを使用する。
【第2次審査】
期日:10月15日(金)~10月16日(土)を予定
審査委員が現地調査・質疑を実施。

審査・選考基準
次にあげる視点から応募作品を総合的に評価する。
①沖縄の気候風土を反映した建築提案があり、独創性、表現力が優れていること。
②時代性をふまえた企画力や技術力、機能性に優れていること。
③地域への貢献、文化の向上に資しており、未来へつながる創造性が優れていること。


◆発表
2021年10月29日(金)を予定。タイムス住宅新聞とWebマガジンで行う


◆問い合わせ
沖縄建築賞実行委員会事務局(タイムス住宅新聞社内)
電話=098・862・1155(担当/当真・仲本)
メール=kenchiku.jht@gmail.com


応募書類はコチラ
第7回沖縄建築賞の募集要項や応募書類は6月8日以降、タイムス住宅新聞ウェブマガジンからダウンロードできる。

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