特集・企画
2020年10月16日更新
紙面で開催! 住まいの展示会|(有)フロンティアーズ「R+house」
新型コロナウイルスの影響によって、今年はさまざまなイベントが中止になっている。そこで今号は、住まいに関する展示会を紙面で開催。ZEH対応の住宅建築から、水処理システムや屋根の防水工法、特殊形状のカーテンといった設備・建材、セキュリティーシステムや抗菌コーティングのような安心のためのサービスなど、住まいを快適にするものが目白押しだ。
(有)フロンティアーズ「R+house」
沖縄市登川にあるモデルハウスのLDK。窓の外に取り付けられた遮へいシェードを下ろして太陽光や視線を遮っているが、室内からの視界は良好
ZEH対応の木造住宅
(有)フロンティアーズが手掛ける「R+house」は、断熱性能を示すUa値が0.49W/㎡K、建物の気密性を示すC値が0.3㎠/㎡の高気密高断熱で、「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)」対応が標準化した木造住宅だ。
ZEHとは、断熱性能や高効率設備で省エネ性能を向上させ、さらに再生エネルギーを導入することで、一次エネルギー消費量がゼロ以下となることを目指した住宅。
建築家が空間デザインを担当する「R+house」では、断熱は屋根・壁、基礎だけでなく、窓回りも樹脂サッシ+Low-Eガラス、遮へいシェード、断熱ブラインドで三重に対策。換気も、熱逃げを防ぎつつ湿気が浸入しにくい全熱換気システムを採用している。同社の伊藝直社長は「断熱・気密・高効率設備で省エネ性能を高め、太陽光発電を導入することにより、光熱費の大幅削減が期待できる」と話す。
また、長期優良住宅、耐震等級3級、耐風等級2級を取得し、さらに太陽光発電に蓄電池や電気自動車を連動させれば停電時でも電気を使える、災害にも強い住まいとなっている。
モデルハウスの外観。黒い波型の外壁材でモダンな印象
[問い合わせ]
㈲フロンティアーズ
沖縄市登川828
電話=098-934-6701 rplus-okinawa.jp
編集/出嶋佳祐
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1815号・2020年10月16日紙面から掲載