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2024年10月25日更新

[お住まい拝見+]床下に排気管 大開口へ視線抜け|アトリエセグエ

2024年9月、10月に掲載した「お住まい拝見」の記事内で掲載しきれなかった設計の工夫や施主のこだわり、記者がおもしろいと感じたポイントなどを紹介する。

床下に排気管 大開口へ視線抜け

玄関から片流れ天井のLDKに入ると、青を基調にしたオーダーキッチンが鎮座。背後にある大容量の収納棚はオーダーキッチンに合うよう、建築士の比嘉俊一さんが設計した


10月18日号「昼夜で移ろう景色 堪能」Yさん宅
アトリエセグエ


東と西に設けた大開口が印象的なYさん宅はLDKが約30帖と広々。夫人好みにオーダーしたキッチンはレンジフードを天井からつらずに、排気管を床下に収めた。夫婦は「匂いや熱が室内に残るのではないかと心配していたけど、高窓のおかげで問題ない。遮るものがないので、大開口からの眺めを存分に楽しめる」と話した。間仕切り壁の上部にガラスをはめたことで、大開口まで伸びる視線の抜け感が強調され、最も高い所で約4メートルの片流れ天井とも相まって、室内はより開放的な空間となっている。
 
レンジフードを床下に収めたことで、天井がすっきり。間仕切り壁の上部にはガラスをはめたため、東側の大開口まで視線が抜ける
 

撮影/桑村ヒロシ 文/市森知
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第2025号・2024年10月25日紙面「今月の表紙から・2024年9・10月」より掲載

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