お住まい拝見+
2022年6月24日更新
[お住まい拝見+]動線短くスッキリ収納
このコーナーでは、今月の「お住まい拝見」で、掲載しきれなかった設計の工夫や施主のこだわり、記者がおもしろいと感じたポイントなどを紹介します。(紙面連載「今月の表紙から 2022年6月」より掲載)
動線短くスッキリ収納
廊下には幅約150センチ、奥行き約30センチの収納が二つ並ぶ。写真奥はトイレや掃除などで使うストック品、手前は薬などの日用品やガスコンロなどを収納。使う場所の近くに物を収めて動線を短くしている
6月17日号「南風が抜ける住まい」
Yさん宅|デザインネットワーク
南風が家中を巡り、自然を感じられるYさん宅。物の出し入れと動線を意識した収納計画でスッキリ暮らす。
夫人が「大助かり」と絶賛するのが廊下収納。玄関、トイレ、LDKをつなぐ動線上にあり、トイレットペーパーなどのストック品から薬などのこまごました日用品を、使う場所の近くに収納している。掃除用具の棚は壁の内側を有孔ボードで仕上げ、掃除シートやハンディークリーナーなどを引っかけて整理。幅が40㌢程度でもスペースをうまく使うアイデアが光る。洗面洗濯室には家族の人数分の細めの棚を設けたことで、洗濯と片付けがスムーズに。LDKと子ども室の間の飾り棚は将来ランドセル入れにする予定だといい、子どもたちが部屋に入る前にLDKで家族と顔を合わせる仕掛け作りにも役立つ。
洗面洗濯室にある家族の人数分の衣類棚。幅は約40㎝で、よく着る衣類だけを収める。季節物は主寝室のウオークインクローゼットにまとめて収納
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1903号・2022年6月24日紙面
「今月の表紙から 2022年6月」より掲載