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2025年1月4日更新

【新春企業インタビュー②】問題解決集団へ 更なる飛躍|中部興産(株) 代表取締役社長 新垣貴雪さん

新しい生活様式や働き方が求められている今、県内企業は柔軟に対応しながら自社の強みを磨いている。そこで不動産や住宅建築、リフォームなど、住まいづくりにかかわる企業・団体のトップや事業のキーマンに、業界の現状や力を入れていること、今後の展望などを聞いた。

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中部興産(株)
代表取締役社長 新垣貴雪さん
 

問題解決集団へ 更なる飛躍


-2024年を振り返って

有り難いことに昨年の決算では創業42年以来、過去最高の収益となりました。これもひとえに不動産のオーナ-様や入居者、そして誠実に業務に取り組む社員のおかげです。

社員の賃金アップにもつながり、「沖縄県所得向上応援企業」として認証を受けました。ほかにも管理物件戸数は九州・沖縄エリアで2年連続1位に輝くなど、組織体制を刷新し続けてきた成果が実を結ぶかたちとなりました。

-会社の方向性は

経営理念にある「生活提案企業として『医・食・住』の価値創造」のため、不動産の問題解決集団であり続けることです。お客さまにご足労いただかないよう、アプリでの情報共有や「VR内覧」なども行っています。お客さまの要望・お悩みを把握し、いち早く対応しています。

県内の不動産業界は回復傾向にあるものの、新築のマンションやアパートの着工数は低迷したままです。紹介できるお部屋が少なくなっている中でも、入居したいと思っていただけるよう、オーナー様にリノベーション、インスペクション(建物診断)など提案しています。付加価値を付けながら、入居者とオーナー様、双方にプラスとなる物件づくりを行っています。また、グループ会社とも連携し、多岐にわたるサービスを提供しています。立ち上げたウェブサイト「R65 不動産沖縄」では高齢者から多くの相談が寄せられています。高齢者が物件を借りにくい現状がありますが、ガスの利用量を見て入居者の見守る「スマート見守り」サービスなどによって、オーナー様は安心して部屋を貸すことができ、入居のハードルも下がります。

-今年の抱負は

働きやすい環境を整えることです。今年は3年ごとの中期計画が「構築期」に移行する最初の年ですが、昨年の業績アップを単年に終わらないよう、気を引き締め社員とともにまい進していきます。
 
中部興産は「賃貸住宅修繕共済」の代理店として、賃貸住宅の大規模修繕にも対応。問い合わせは中部興産相続サポートセンター沖縄(TEL:098-860-5540)

沖縄市仲宗根町24-9
TEL:098-937-5035
http://www.chubu-kosan.co.jp


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(公社)全日本不動産協会沖縄県本部 本部長 土田英明さん
◆  中部興産(株) 代表取締役社長 新垣貴雪さん
(株)ここちホーム 代表取締役 又吉拓馬さん
◆(株)キャリアエステート 代表取締役社長 中本貴士さん
◆(株)タイズリフォーム 代表取締役 赤嶺雄一郎さん
◆(株)大貴 代表取締役 棚原忠司さん
◆  とまとハウジング 不動産売買エージェント 長松夕貴さん
◆(株)アミール不動産 代表取締役 阿比留翔平さん
◆(株)レディースエステート&ビジネス 代表取締役 與座園美さん

 

毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞 2025新春号
第2035号 2025年1月4日紙面から掲載

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週刊タイムス住宅新聞編集部

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