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2022年12月9日更新

スピーカー 前方重視&好みの音楽基準に|イマドキ ホームシアター&オーディオ入門⑩

今回は、ホームシアターや音楽を聴く上で最も重要なスピーカーについて説明します。他の機材と違って複数必要な分、費用の配分や設置場所をしっかり考えなければいけません。

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 ホームシアター&オーディオ入門⑩ 


チャンネル? サラウンド? スピーカー用語と選び方
前方重視&好みの音楽基準に

 
フロントこそ良い物を

ホームシアターのスピーカーは、視聴者を取り囲むように設置します。それをサラウンドと言います。そして音の聞こえてくる方向(スピーカー)の数を「チャンネル(ch)」と表します。重低音を再生するサブウーハーは「0・1ch」と表します。

ホームシアターでは5・1ch(スピーカー五つ、サブウーハー一つ)が主流ですが、それぞれのスピーカーを同じグレード、同じメーカーでそろえることが推奨されています。

しかし、リビングの前方に大きめのフロントスピーカーを設置できても、それと同じサイズのサラウンドスピーカーを後方に置くのは動線上、現実的ではありませんね。予算の面でも難しいかもしれません。

しかし小型のスピーカーだけだと、映画の時はまだしも音楽を聴く上では物足りなく感じる人もいるでしょう。

そこで私は、メインとなるフロントスピーカーに重点を置くよう提案しています。

その理由としては、映画館でも、フロントにより強力なスピーカーを配置しているからです。サラウンドスピーカーや天井(アトモススピーカー)は、メインより少し小型と思われるスピーカーを多数配置しています。

当然、スクリーンは前方にあり、基本的に物語は前方を中心に進みます。人の会話も前方から聞こえてくるのが自然ですよね。サラウンドスピーカーなどは、より臨場感を出すためのスピーカーと捉えた方が良いと思います。



一般的な5.1チャンネルのサラウンド
一般的な5.1チャンネルのサラウンド
ホームシアターで主流なのは5.1チャンネルサラウンド。フロントスピーカー×2、センタースピーカー×1、サラウンドスピーカー×2の五つのスピーカーと、サブウーハー一つで構成


壁掛けや埋め込み式も

ホームシアターでも、フロントスピーカーを重視し、できればセンタースピーカーも同じメーカーでそろえるとより良いと思います。

サラウンドスピーカーは、左右の壁が対象であれば、小型の壁掛けスピーカーを提案しています。

また、最近はサラウンドスピーカーやアトモススピーカーを埋め込み型にすることも増えています。埋め込み型の利点は、スピーカーをダウンライトのように埋め込むことによって、天井回りがすっきりして見栄えが良いことです。さらに、BGMとして使用する際も、天井全体から満遍なく音楽が流れ、バーやカフェにいるような雰囲気になります。



実際に聞いて選ぶ

話をフロント(メイン)スピーカーに戻しましょう。フロントスピーカーはシアターでも音楽でも、音響的に一番重要な部分を担っています。音の好みが大きく出てくる部分でもあり、形状やデザインの好みもあるでしょう。さらに価格も大きな幅があるので、スピーカーの中でも特に選ぶのが難しいと思います。

アドバイスとしては、よく聞く音楽のジャンルを店員に伝えてください。できれば、いつも聞いているCDをお店に持参すると良いでしょう。いくつかスピーカーの音を実際に聞かせてもらって候補を絞り込んでから、予算などのバランスを取りながら決めると良いと思います。





とうやま・ひろと/アバック沖縄店長。40年以上、オーディオやホームシアターの仕事に携わる。県内で手掛けたホームシアターは700件以上。好きな映画はレオン、ブレードランナー、グラディエーター。
◆アバック沖縄店 那覇市銘苅323-1
☎098・943・9178


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毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1927号・2022年12月9日紙面から掲載

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