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2022年11月25日更新

沖縄|【ひと】固定観念に縛られない指導|専修学校 インターナショナルデザインアカデミー 教務部部長|鈴木 幹直さん

今年で創立30周年を迎える学校法人KBC学園専修学校、インターナショナルデザインアカデミー(I.D.A)。創立当初から講師を務め、現在は三つの科を統括する教務部部長としても活躍する鈴木幹直さん(52)は「デザインする志を忘れず、社会で活躍してほしい」と話す。

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デザインで沖縄を元気に



専修学校 インターナショナルデザインアカデミー 教務部部長
仲松 雅将 さん



-教務部部長の業務は?
講師陣をサポートすることが主な仕事になります。当校には、映像やファッションなどを学べる「総合デザイン科」や「デザイン専攻科」に加えて、建築系に特化した「インテリア・建築デザイン科」の三つの科があります。学科それぞれの年次目標を考え、授業内容について講師に助言などをしたりしています。

また、在学中の学生の悩みや進路などについて相談にものっています。社会に出れば多くの困難に直面しますが、突破するためには志が大事。一人一人のなりたい自分像を明確にし、一歩ずつそれぞれの夢に近づけるよう指導しています。

常に考えているのは、学生の個性をどう引き出すか。身に付けた技術や感性を社会で生かし、活躍できるようアドバイスしています。


-貴校の強みは?
デザインはあくまでも問題を解決する手段。デザイナーになったら、自分がどういった問題を解決したくてデザインしたのか、依頼者に説明する義務があります。なので、文章化することでデザインの意図や道筋などをわかりやすく伝える力を養います。

また、デザインする上では固定観念に縛られない柔軟な発想も必要です。ちなみに私が今日着ている黄緑色のスーツは、カーテンの生地を使い、ファッションデザインを教える講師に作ってもらったもの。このように、講師が手本となって「こんな発想でデザインしていいんだ」という発想のヒントを学生らに発信しています。

文章化することで順序立てて説明する力を養いつつ、柔軟な想像力も身に付けられるのが当校の強みです。

-今後の目標
デザインと一口にいってもファッションや映像、インテリアなど幅広い。働き始めたら、デザインに対する幅広い知識が必要になる場面が多いです。そのため、他学科と協力してデザインする機会を設け、幅広い知識を吸収しつつ、夢を実現できるような環境を整えていきたい。

何でも簡単に調べられる時代ですが、一見無駄に思えることにこそデザインのヒントがあったりします。「とりあえず手を動かそう、デザインすることに正解はないから」と学生たちを鼓舞し、デザインで沖縄を盛り上げていけるクリエイティブな人材育成に励んでいきたいと考えています。



デザイン専攻科の授業の様子。デッサンや色彩などについて学ぶ


デザインコンプ開催
2023年2月3日~5日を予定

前回のデザインコンプの様子。「羅針盤(コンパス)」をテーマに三つの学科が作品などを展示した

I.D.Aが、2015年から開催している「デザインコンプ」。来場者に「デザインの意味を広く知ってもらおう」と完成した作品だけではなく、デザインの意図や制作過程の様子もあわせて展示しているのが特徴。
今回は沖縄サンエーパルコシティで「積み重ねる、集積する(コンパイル)」をテーマに開催。在校生のみならずデザイン業界で活躍している卒業生の作品も展示する予定。
同イベントの詳細は、「I.D.A デザインコンプ」で検索、確認することができる。


〈プロフィル〉すずき・みきなお/1970年、愛知県出身。88年に沖縄県立芸術大学に入学、彫刻を専攻。92年に卒業し、インターナショナルデザインアカデミーの講師として同校の立ち上げから携わる。現在、教務部部長を務める一方、県内のものづくり産業などの底上げを図る内閣府産業中核人材育成事業に従事。
インテリアコーディネーターをはじめ多くの資格を持つ。


第1925号・2022年11月25日紙面から掲載
取材/市森知

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