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2016年4月8日更新

人気モノ[フィカスウンベラータ]|植物と器で楽しむ Interior green①

インテリアグリーンを楽しむコツと植物の上手な育て方をプランタドール代表の新城圭吾さんがレクチャー。第1回は不動の人気を誇る「フィカスウンベラータ」を取り上げる。

涼しげなハートの葉

人気モノ[フィカスウンベラータ]


涼しげなライトグリーンの葉色と、かわいらしいハート型の葉の形が魅力


Q.フィカスウンベラータの人気の理由は?
サイズが豊富管理もしやすい
 パソコンの検索サイトで「フィカス」と打ち込むとトップに出てくるほどポピュラーで、インテリアグリーンとして不動の人気があります。サッカー界で例えると、アルゼンチン代表のメッシといったところでしょうか。
 特徴は、何といっても涼しげなライトグリーンの葉色と、かわいらしいハート型の葉の形。一枚一枚の葉が織り成す樹形とバランスが存在感を生み出します。比較的耐陰性(日照の弱い環境でも、ある程度樹形を崩さず生育できる能力)があって乾燥にも強く、管理のしやすい品種です。サイズも小鉢~特大鉢までバラエティーに富み、ライフスタイルに合わせて好みのサイズが選べるのも人気の理由の一つです。

Q.育てる上で気を付けたいこと
自然光の入る窓辺が最適 葉への霧吹きも大切
 室内で上手に植物を育てる上で気を付ける事は、置き場所の「温度」「光」「水」「風通し」「湿度」「環境対応」「害虫」だと思います。
 ウンベラータは光を好みます。比較的耐陰性はありますが、日照不足は落葉や樹形の崩れの原因になったりもしますので、室内でも明るく、自然光の入りやすい窓際などがオススメです。
 特に気にしていただきたいのは、水やりの際の葉への霧吹き(葉水)です。葉のみずみずしさや潤いを保ち、害虫予防にもつながりますので、ぜひやっていただきたいです。

Q.水やりのコツは?
土の中が乾いたら鉢底から流れ出るまで
 基本は、土の中に指を2〜3cm入れて乾いていたらたっぷり水をあげます。「たっぷり」の目安は、鉢底から水が流れ出る程度です。
 乾いている土というのは、土中が空気でいっぱいの状態です。水を注ぐことで古い空気が下へ押し出され、注いだ水分が通り抜けるころには、土に新しい空気が入っていきます。


多彩な樹形を生かして

高さを出して【リビング・ダイニングに】
白を基調にしたリビング・ダイニングのコーナーでのコーディネート例。狭い空間でも存在感があり、イスを引いても邪魔にならないよう、上部にボリュームがあって、縦にスッと伸びるような樹形を選びました。午前中は明るい日差しが窓からもれる場所なので、細身でツヤと高さのある白い陶器鉢を合わせて、窓際まで高さを出しました。



さりげなく飾る【カウンター上に小鉢】
小鉢サイズでも幹がしっかりしていて、葉のボリュームもバランスも良好な一鉢なら、さりげない存在感が出せるコーディネートに。グリーンのグラデーションが印象的な陶器鉢と合わせ品良くまとめました。窓際に近く換気も容易にできるため、生育環境としては最適な場所です。



視線を向けさせる【店舗でのコーディネート例】
壁色、床色を意識して同系色のクリーム色の陶器鉢を合わせました。写真左手にあるカフェスペースに目を向けさせるため、幅広でボリュームある樹形のものを置いて、存在感を演出しています。



Q.コーディネートを楽しむ
同系色でまとめ落ち着き場所に合わせて樹形選び
 インテリアグリーンは、飾る空間の壁紙や床色に合わせた同系色の器にすることで、トータルでバランスの取れた、飽きのこない落ち着いた雰囲気になります=右写真。フィカスウンベラータは、空間に存在感がほしいときにオススメの植物ですが、飾る場所に合わせて樹形と器を選ぶことが大切です。器との組み合わせ方一つで、印象は大きく変わります。上で紹介するコーディネート例を参考にしてください。




<こぼればなし>
この人たちのおかげです!!
 私たちがお客さまに良質のインテリアグリーンを提供できるのは、生産者の方々が丁寧に生育を管理しているからにほかなりません(写真)。植物を愛情深く育てるこの人たち=生産者は、私がめちゃくちゃリスペクト(尊敬)するかっこいい方々なのです。植物たちを仕入れる際、生産者の元を訪ねコミュニケーションを取ることで、私たちとの絆も生まれていると確信しています。


畑にある大木の枝を挿し木用に切る生産者/写真


[執筆・提案]
新城圭吾(しんじょう・けいご)
PLANTADOR代表。
「花屋Ru-ga」で植物についての基礎・応用を学び、2009年に独立。14年に浦添市大平に販売店舗「PLANTADOR Segundo」をオープン。主に植物の室内コーディネート、住宅の植栽、植物販売などを手掛ける


 

寄せ植えもできる[エバフレッシュ]|植物と器で楽しむ Interior green②

 
『週刊タイムス住宅新聞』Interior green<1> 第1579号 2016年4月8日掲載

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