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2025年4月25日更新

[岩スポットをピックアップ]ハナンダー|八重瀬町

昔、最も身近にある大きな物体は岩だったのではないだろうか。当時や現代は巨大な岩とどのようなつながりがあるのか。今回は人と岩が関係している観光スポット3カ所を紹介。GWに遊びに行ってはいかが。

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人の歴史と共にある岩

ハナンダー 八重瀬町

琉球石灰岩が長い年月をかけて浸食されてできた「ハナンダー」。自然が形成したとは思えないほど大きな橋だった

今も多くの人をつなぐ自然橋

八重瀬町の具志頭地区にある長さ約29メートル、幅約10メートル、高さ約10メートルの自然橋「ハナンダー」。かつて洞窟だった場所が下を流れる白水川や雨風に長い年月浸食されて形成された。名前の由来であるハナンダーは橋の形状が牛の鼻輪に似ていることから。かつて橋の下にあったハナンダーグムイ(池)と呼ばれる深い窪みは、地元住民の川遊びの場として利用されていた。

古くから交通の要所として重要な役割を果たしてきたこの橋は現在も地域の生活道路や、当時の歴史を伝える景勝地として八重瀬町の風景に溶け込んでいる。



橋は現在も通行可能。今日までにどれほどの人が行き来したのだろうか


ハナンダー
住所:八重瀬町具志頭346-1
 
取材/伊波克朗
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第2051号・2025年4月25日紙面から掲載

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