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2022年1月14日更新

【沖縄】県高校ロボット相撲大会で優勝![集まれ! スゴ技学生-17-]

Vol.17 当連載では、ものづくりの大会で入賞したり難関技能検定に合格などした学生を紹介する。
昨年10月に行われた県高校ロボット競技大会の自立型ロボット相撲で、南部工業高校が優勝した。

県高校ロボット相撲大会で優勝!
戦略とバランスを重視

 金城和樹さん(左)、比嘉結愛さん(南部工業高校電気科3年)
ロボット相撲自立型で優勝した「Jeeep」(写真手前)。ルールはロボットの一部が土俵外の地面につくと負け。3分間3本勝負で、時間内に有効2本を先取した方が勝ち


昨年10月に行われた県高校ロボット競技大会の自立型ロボット相撲で、南部工業高校が優勝した。休みも登校しギリギリまで調整するなど努力を惜しまなかった電気科3年の比嘉結愛さん、金城和樹さん。「目指していたけど本当に優勝できて驚いた」と喜ぶ。

「ロボット相撲競技」とは、大きさや重量制限などをパスした2台のロボットが直径1・54㍍の土俵上から相手を押し出すことで勝敗を決める。コンピュータープログラムで戦う「自立型」とプロポと呼ぶ制御機器を操作して戦う「ラジコン型」の部門があり、昨年の県大会には24チームが参加した。

比嘉さんと金城さんのロボット「Jeeep」は、自立型部門で優勝。「攻守バランスの良さが強さの理由」と胸を張る。

自立型は、あらかじめ各チームがロボットにコンピュータープログラムを設定し、さまざまな戦術を記憶させておく。競技前に戦術を決め、審判の「はっけよい、のこった!」という掛け声から5秒以内に始動しなければならない。

主にプログラミングや制御盤の製作を担当した比嘉さんは、「戦術は八つ用意。2人で各予選も見て相談しながら作戦を立てた。斜め方向から押し出す戦術がうまくいった」と決勝を振り返る。ロボットの重量は3㌔以内。金属製の土俵に吸い付くような強力な磁石と駆動用モーターが使用される。その駆動部分の製作を担当した金城さんは「押し出されないよう、単に重ければいいというわけではない。背面のデザインを工夫して軽量化を図り、可動性を高め、攻撃力をアップさせた」と語る。



ロボットサイズの規定は幅20センチ、奥行き20センチ以内で高さは自由。重量は3キロ以内。「Jeeep」は軽量化で可動性を向上させ、攻撃力を高めるなど工夫を凝らした

工夫する楽しさ知った

同校電気科では毎年、授業の一環でロボットを作り、同大会に出場している。比嘉さん、金城さんも1年から大会出場を意識し先輩の試合を見ていた。念願の県大会優勝を果たし、2人が目指していた九州大会はコロナ禍で中止に。残念がるも「大会を目指して技術や知識を学び、工夫する楽しさも知った。良い経験になった」と笑顔を見せる比嘉さん。金城さんも「苦労をやり遂げて自信になった」と話し、続く後輩にも「恐れずに挑戦してほしい」とエールを送る。

今後は「学んだことを仕事で生かしていきたい」と意気込む2人。活躍が楽しみだ。

 

◆ロボット製作部顧問 當間啓悟先生からメッセージ
初めてのロボット製作で理解が不十分なことも多々ありますが、教わった方法で丁寧に作業していたと思います。課題はあるものの、一つ一つの丁寧な作業が安定した走りにつながり優勝できたのだと思います。社会人になっても一つ一つの作業を大切にできる技術者になってほしいと思います。




★難関技能検定に合格した学生や、ものづくりコンテストで入賞した学生を募集します。
 タイムス住宅新聞社(電話=098・862・1155)かメール(h.jyuutaku.jht@gmail.com)にご連絡ください。
 内容を精査した上、記者が取材に伺います。


取材/赤嶺初美(ライター)
毎週金曜発行・週刊タイムス住宅新聞
第1880号・2022年1月14日紙面から掲載

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