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2025年7月4日更新

【創刊40周年企画⑥】「可視化」で空室を対策 印象に残る一部屋に|株式会社 Kagusuki

[人・住まい・暮らしに〝価値〟プラス]
機能的で心地よい空間、身の丈に合った資金計画、空き室対策、など住宅取得や維持・管理において重視する〝価値〟は人それぞれ。多様化するニーズに応え、人・住まい・暮らしにさらなる〝○知〟をプラスする企業の取り組みやサービスを紹介する。

わたしたちが生み出す 「課知」

空室対策のため題を

 
(株)Kagusukiが運営する「家具家電のレンタくん」は、家具・家電のレンタルやリースを行っている。

同社の副島修平代表取締役が「賃貸物件が空室になって困っている方を助けたい」と法人向けに展開しているサービスに「ワンルームコーディネートプラン」がある。空室になっている部屋の内装を、モデルルームのようにコーディネート。内装用のベッドやカーテン、机などをセットで月15000円からレンタルできる。

実際に家具を設置するメリットとして、副島さんは「お客さまの生活のイメージが湧きやすくなる」と話す。「何もない部屋から、その空間での生活をイメージするのは難しい。特にベッドなどの大きい家具は、実際に置いてみて初めて気がつく事も多い」と説明。
 
ビフォー。半年間賃貸予約が入らなかったワンルームの部屋


アフター。コーディネートプランで1室をモデルルーム化。1カ月で9部屋が満室に
 
大手家具・インテリアメーカーに務めていた前職の経験を生かし、物件に合わせたコーディネートプランを組む事も可能。「バーチャル上の図面に家具を置くサービスもあるが、実物を目の前で見るのとでは納得感が違う。ほとんどの物件は何も置かないで内見を行っているので、入居者の印象にも残りやすい」と副島さん。

半年間空室だった9部屋が、1カ月で満室になったケースもあるそうだ。副島さんは、「モデルルームを設置し、イメージアップを図ることで入居率を上げ、家賃の下げ幅を抑える事が可能です。配送・組み立て・設置・回収は全て無料で行っていますので、一度レンタルをしてお客さまの反応を確かめてみてください」と語った。
 

 DATA 
株式会社 Kagusuki
070−1990−2022
那覇市曙2−25−16
営業時間:9時~18時
定休日:不定期

予約ページ
https://r.qrqrq.com/1mP7owy1

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毎週金曜日発行・『週刊タイムス住宅新聞』創刊40周年企画
第2061号 2025年7月4日掲載

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