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2023年11月24日更新

[お住まい拝見+]生活感見せない水回り|はらだ工務店

このコーナーでは、巻頭企画「お住まい拝見」「こだわリノベ」で掲載しきれなかった設計の工夫や施主のこだわり、記者がおもしろいと感じたポイントなどを紹介します。(紙面連載「今月の表紙から・2023年11月」より転載)

生活感見せない水回り

「キッチンを中心に家づくりした」と話す原田さん。デザインと機能にほれ込んだというトーヨーキッチンの製品


11月10日号「窓の位置まですべて一新」
原田さん宅/はらだ工務店


築32年の中古アパートをリノベーションした原田邸。個室の多かった昔ながらの造りを、スタイリッシュな空間に変えた。
 
生活感が出やすい水回りは「見せない」「すっきり」を意識して設備を導入した。特にお気に入りはステンレス製のキッチンだ。95㌢の高さと、広々としたシンクが特徴。また、このシンク内に専属のまな板や作業プレートを設置することができ、洗う、切る、盛り付けるという作業がここで済むため、キッチントップが雑多にならない。

手洗い場は「タオルを置くと、どうしても生活感が出てしまう」ことから、思い切って蛇口にハンドドライヤーが付いた製品にした。「手を触れずとも水や風が出るので、なかなか使い勝手が良い」

洗面台はタオルが表に出ず、収納もたっぷりある製品を選んだ。鏡が大きく、2人同時に身支度できるのも重宝しているそうだ。
 
洗面台はタオルが表に出ない(写真左側)タイプ
 
手洗い場には蛇口にハンドドライヤーが付いた製品を導入しタオル要らずに


壁と床の境目に付ける「幅木」は細めの3㌢、畳とフローリングの境目も5㍉のごく細いステンレスフラットバーを用いて空間をすっきり見せている
撮影/比嘉秀明 取材/東江菜穂
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1977号・2023年11月24日紙面「今月の表紙から・2023年11月」より掲載

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東江菜穂

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編集者
週刊タイムス住宅新聞、編集部に属する。やーるんの中の人。普段、社内では言えないことをやーるんに託している。極度の方向音痴のため「南側の窓」「北側のドア」と言われても理解するまでに時間を要する。図面をにらみながら「どっちよ」「意味わからん」「知らんし」とぼやきながら原稿を書いている。

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