お住まい拝見+
2023年4月28日更新
[お住まい拝見+]色のトーン抑えて落ち着いた空間に|サイアスホーム㈱
「お住まい拝見」「こだわリノベ」で掲載しきれなかった設計の工夫や施主のこだわり、記者がおもしろいと感じたポイントなどを紹介する。(紙面連載「今月の表紙から・2023年4月」より転載)
色のトーン抑えて落ち着いた空間に
(上)家族の顔が見えるオープンなLDK。ダークブラウンの床や建具は、モデルハウスを見て一目ぼれし、「同じような内装にした」と森山さん。その濃い色に負けずになじむブルーグレーのソファやキッチン背面の壁(下)
4月14日号「中央にキッチン 動線短く」森山さん宅/サイアスホーム㈱
まだ子どもが小さいことからインテリアは少なめな森山邸だが、トーンを抑えたカラーリングで、おしゃれかつ落ち着いた雰囲気を演出していた。
床や建具は上品なダークブラウン。そこにブルーグレーの壁やソファ、ブラックのサッシや家具でメリハリを付けている。ある程度、面積がある部分に差し色を取り入れることで洗練された印象は保ちつつ、単調さが払拭されている。
家の顔とも言える玄関。ダークブラウンの扉は上品な雰囲気。そばの窓の太めの黒サッシ、ブラックの照明も相まって洗練された印象
撮影/桑村ヒロシ 文・東江菜穂
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1947号・2023年4月28日紙面「今月の表紙から・2023年4月」より掲載
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編集者
週刊タイムス住宅新聞、編集部に属する。やーるんの中の人。普段、社内では言えないことをやーるんに託している。極度の方向音痴のため「南側の窓」「北側のドア」と言われても理解するまでに時間を要する。図面をにらみながら「どっちよ」「意味わからん」「知らんし」とぼやきながら原稿を書いている。