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2023年4月28日更新

[お住まい拝見+]壁面生かしスッキリ機能的に|久友設計㈱

「お住まい拝見」「こだわリノベ」で掲載しきれなかった設計の工夫や施主のこだわり、記者がおもしろいと感じたポイントなどを紹介する。(紙面連載「今月の表紙から・2023年4月」より転載)

壁面生かしスッキリ機能的に

2面にまたがる大開口で開放感たっぷりのLDK。テレビ裏の壁を二重にして、バーチカルブラインドを引き込んで収められるようにしている(=下写真)2面にまたがる大開口で開放感たっぷりのLDK。テレビ裏の壁を二重にして、バーチカルブラインドを引き込んで収められるようにしている(=下写真)
2面にまたがる大開口で開放感たっぷりのLDK。テレビ裏の壁を二重にして、バーチカルブラインドを引き込んで収められるようにしている(=下写真)


4月7日号「新旧調和の開放感」/Yさん宅/久友設計㈱

隣接する古民家との調和を重視し、大開口と中庭で開放感を高めたYさん宅。壁面を利用した、快適さを高める工夫が光る。

コーナーまでガラス張りなったリビングは、テレビを掛けた壁の裏側にバーチカルブラインドを引き込んで収められるようにすることで、空間がスッキリ。景色も遮るものなく楽しめる。

屋根を支えるため通常より厚くした玄関の壁にはニッチを設け、収納に困りがちな傘掛けに。また、古材を生かして思い出を残そうと、新築時に解体した古民家の屋根瓦を、土間の滑り止めとして活用する。
 
杉板で模様付けした玄関壁は、厚さ30センチ。ニッチを設けて傘掛けとして生かす
杉板で模様付けした玄関壁は、厚さ30センチ。ニッチを設けて傘掛けとして生かす

勝手口の土間。解体した古民家の屋根瓦を埋めて滑り止めにしている
勝手口の土間。解体した古民家の屋根瓦を埋めて滑り止めにしている

撮影/矢嶋健吾 文・比嘉千賀子(ライター)
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1947号・2023年4月28日紙面「今月の表紙から・2023年4月」より掲載

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