お住まい拝見+
2021年12月24日更新
[お住まい拝見+]色や柄 品良く取り入れ
[お住まい拝見+]このコーナーでは、「お住まい拝見」「こだわリノベ」で掲載しきれなかった設計の工夫や施主のこだわり、記者がおもしろいと感じたポイントなどを紹介します。(紙面連載「今月の表紙から 2021年12月」より掲載)
色や柄 品良く取り入れ
大柄の壁紙をリビング・ダイニング全面に取り入れつつ高級感ある雰囲気にまとめた
12月10日号「海景色を堪能 ホテルライクな家」
Sさん宅/GIFT
Sさん宅のリノベーションを手掛けたのは、空間コーディネーターの森田めぐ美さん。中古マンションを「リゾートホテルのようにしたい」という要望を受け、間取りや内装だけでなくインテリアもトータルでコーディネートした。
リビングの主役であるネイビーのソファは施主たっての希望。森田さんは「ソファがより美しく見えるよう、LDKは使う色の数を抑えました」と話す。
リビング・ダイニングの壁紙は施主が希望した大柄の壁紙を用いた。線画のエレガントな壁紙に合わせて照明は「ツヤがあるガラス製をチョイスしました」。全体的に高級感漂う雰囲気になり、要望通り「リゾートホテル」のような空間に仕上がった。
大柄のクロスを取り入れるときのポイントは、「柄の雰囲気に合うように家具やインテリアを選ぶと良いでしょう。例えば南国のリーフ柄であれば、ざっくりとした自然素材の生地を選ぶとなじみます。お部屋にストーリーが生まれるとインテリアも選びやくすなります」と話した。
ネイビーのソファを引き立たせるため、LDKは内装やインテリアの色味を抑えた
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1877号・2021年12月24日紙面「今月の表紙から 2021年12月」より掲載
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この記事のキュレーター
- スタッフ
- 東江菜穂
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編集者
週刊タイムス住宅新聞、編集部に属する。やーるんの中の人。普段、社内では言えないことをやーるんに託している。極度の方向音痴のため「南側の窓」「北側のドア」と言われても理解するまでに時間を要する。図面をにらみながら「どっちよ」「意味わからん」「知らんし」とぼやきながら原稿を書いている。