お住まい拝見+
2020年7月24日更新
[お住まい拝見+]大勢・一人でゆったり晩酌
[お住まい拝見+]このコーナーでは、「お住まい拝見」や「こだわリノベ」といった巻頭企画で、掲載しきれなかった設計の工夫や施主のこだわり、記者がおもしろいと感じたポイントなどを紹介します。(紙面連載「今月の表紙から 2020年7月」より掲載)
大勢・一人でゆったり晩酌
西日より景色重視|デザインネットワーク/Aさん宅より
夜景や海の眺望を堪能しながら親戚とよく宴会するというAさん宅は、2階の大きな掃き出し窓が客の出入り口。「みんなの靴が並べられるように」との夫人のアイデアで掃き出し窓側の床はタイル敷きにした。
掃き出し窓側のタイル床。来客の靴を室内に置けるほか、台風時にデッキテラスの植物を入れるのにも重宝しているという
大勢が来ても広々と使えるよう、収納スペースも充実していて、キッチン裏手の食品庫には、食材やお酒が備蓄されている。その一角には、夫人が「おひとりバー」と呼ぶカウンターが。家族が寝た後、ここでお酒を飲むそうで「ひとりの時間を作るために設けた」という。大勢でも1人でも、ゆったりお酒を楽しんでいる様子がうかがえた。
食品庫のカウンター。大きな掃き出し窓と同じ方角の景色が楽しめる
キッチンから食品庫のカウンターを見る。夫人がタイルや壁などの色を決めたそうで、北欧風の色合いにまとめられている
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毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1803号・2020年7月24日紙面「今月の表紙から 2020年7月」より掲載