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2020年1月3日更新

豊かな自然に触れ 元気をチャージ

美しい花々を見ると心が癒やされ、新緑からはパワーをもらえる。さまざまな植物を楽しめるレストランと公園を紹介する。

輝く緑に映えるピンク色
ガーデンレストラン花さんご(南城市)

昨年は台風が少なかったことから、高木がイキイキと枝を伸ばしている。つややかな濃緑や花々からパワーをもらえる


パワー感じる植物たち

約1000坪の庭に、300種以上の植物が生育する、南城市の人気スポット「ガーデンレストラン 花さんご」。ことしの4月で2周年を迎える。

昨年12月、久しぶりに足を運ぶとヤシやヘゴなどの高木が天高く枝を伸ばし、足元には輝くような濃緑。植物がより力強くなったような印象を受けた。
 
オーナーの小波津和子さんは、「昨年は台風が少なかったので植物が、一層元気に成長しています」と話す。専属の庭師はいるが小波津さんも毎日庭に出て、花がら摘みをしたり虫対策をしている。「植物に触れるのが好きなんです。毎日、パワーをもらっている」と目を輝かせる。
 
そんなパワーあふれる緑の中で目に付くのが、さまざまなピンク色。ブーゲンビリアやペチュニア、ベゴニア、トックリキワタなど。レストランに向かう橋の脇にはピンク色のクロトン、室内ではピンク色のポインセチアがお出迎えしてくれる。

生命力あふれる緑と、ハッピーなピンク色が織りなす花さんごのアジアンガーデン。年末年始で疲れた心と体を充電しに出かけてみては?

花さんご
098-948-2311


緑に囲まれたレストラン。窓のそばの席は、まるで森の中で食事をしているよう


緑の中にピンク色の植物が目につく。ブーゲンビリアやベゴニアなどのほか、ピンク色のクロトン(写真右側)も!




 
植物を見て食べて堪能
県営4公園(中城公園、浦添大公園、名護城公園、バンナ公園)

昨年、名護城公園で開かれた「サクラ観察会」の様子。園内のサクラを観察するほか、サクラとともに生きる生物についても学ぶ


1、2月に観察&試食会

浦添大公園、中城公園、名護城公園、石垣市にあるバンナ公園の四つの県営公園では、植物を楽しむさまざまなイベントを行っている。

名護城公園といえばサクラ。1月25日(土)・26日(日)に「名護さくら祭り」が開かれるのを前に、ことしのサクラの開花状況を観察する「サクラ自然観察会」が1月18日(土)に開かれる。

サクラの案内をするのは、本紙連載「ブラミドリ」でさまざまな植物や虫を紹介している比嘉正一さん。「ことしのサクラは台風の被害が少なく、充実した枝に無数のつぼみが付いている。例年より花数が多くなりそうだ。満開は1月末を予想している」と話す。来週(1月10日発行号)の「ブラミドリ」では、サクラの育て方や楽しみ方を紹介する。

また、新緑が芽吹くこの時期に人気のイベントがある。「食べられる野草の試食会」だ。浦添大公園、中城公園、名護城公園で1~2月にかけて開かれる。公園内に生える春の野草を観察したのち、食べられる植物を講師が調理。昨年は「ナスタチュームのトルティーヤ」や「ホウビカンジュのペペロンチーノ」、そのほか野草の天ぷらなど多彩な料理が振る舞われた。

当たり前に見ているサクラや野草の新たな一面が見られるかも。


「食べられる野草の試食会」では、まず野草や毒植物の観察をする。身近な植物とあり、参加者は講師の話に熱心に耳を傾けていた


公園で行われるイベントの中でも、一番人気といってもいい「食べられる野草の試食会」。昨年、中城公園で開かれた様子。園内の野草を観察した後、講師が調理した料理を試食する



1~2月 公園イベント情報

【浦添大公園】
★「食べられる野草の試食会」 
日時:1月11日(土) 午後1時30分~同4時
参加費:1500円 定員:20人 要事前予約
予約・問い合わせは浦添大公園
(電話=098・873・0700)

【名護城公園】
★サクラ自然観察会  
日時:1月18日(土) 午前9時30分~同11時
参加費:1000円 定員:30人 要事前予約
★「食べられる野草の試食会」 
日時:2月1日(土)午後1時30分~同4時
参加費:1500円 定員:20人 要事前予約
予約・問い合わせは名護城公園
(電話=0980・52・7434)

【中城公園】
★「食べられる野草の試食会」 
日時:2月8日(土)午後1時30分~同4時
参加費:1500円 定員:20人 要事前予約
予約・問い合わせは中城公園
(電話=098・935・2666)


編集/東江菜穂
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1774号・2020年1月3日紙面から掲載

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東江菜穂

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週刊タイムス住宅新聞、編集部に属する。やーるんの中の人。普段、社内では言えないことをやーるんに託している。極度の方向音痴のため「南側の窓」「北側のドア」と言われても理解するまでに時間を要する。図面をにらみながら「どっちよ」「意味わからん」「知らんし」とぼやきながら原稿を書いている。

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