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2019年6月7日更新

カーテンde暮らしワクワク|生地の柄やインテリアも考慮

一口に窓回りアイテムと言っても、前回ご紹介したようにさまざまな種類があります。今回は中でも皆さんになじみが深いカーテンについて、種類と具体的な選び方をご紹介しますね。

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窓回りアイテムは大きく分けて3種類



カーテンの施工事例。花柄レースを部屋側に取り付けることで、室内の雰囲気が明るくなった

カーテンは生地の性質で機能さまざま
日差しや視線遮り消臭・防菌も
カーテンは生地の性質で分類できます。厚手のドレープカーテン、適度に光を透過するレースカーテン。現在、カーテン生地に使われる繊維は、ポリエステルが主流です。しわになりにくく、洗濯による伸び縮みが少ないなどの特徴があります。

ウオッシャブル:家庭で洗えます。洗ってもほとんど伸び縮みが少ない。
遮光:外からの光を遮る効果があり、横糸に黒い糸を織り込んだものや、裏に樹脂でラミネート加工したものがある。
耐光:強い日差しにさらされても変色しにくい効果がある。
ミラーレース:裏面にブライト糸を織り込んだレース。日中は屋外から室内が見えにくく、室内からは外が見えるハーフミラー効果がある。冷房効率を高め、日光による家具の色あせも防ぐ。
UVカットレース:紫外線の透過率を低く抑える機能をもたせたレース地。
防炎:難燃糸の使用や防炎加工により、燃えにくい性質をもたせた生地。不燃とは異なり、万が一火がついても燃え広がりにくいの意味
消臭・抗菌:消臭は生ごみやペット、タバコなど、暮らしで発生する不快なにおいを抑える。抗菌は表面に付着した菌の増殖を抑える。

吊り元は柄やインテリア考慮

吊(つ)り元=上写真=のスタイルを決める時は、生地の柄やインテリアに合わせた選び方をすると良いでしょう。

プリーツカーテン:どんなテイストのインテリアにも合い、生地の厚みや柄行きを問いません。一般的なカーテンの作り方では、三つ山ヒダ、二つ山ヒダで選びますが、三つ山ヒダにする方がより豊かなドレープが楽しめます。
ギャザープリーツ:薄手の生地が相性○。フェミニンで優しい印象の窓辺を演出します
タブスタイル、フラットスタイル:ヒダを取らないフラットカーテンは、カジュアルな空間にお似合い。柄をそのまま生かせます。

カーテン・レール幅はゆとりを
レールとカーテンの仕上がり幅は、ゆとりが必要。レールの長さは、カーテンのたたみしろ分として窓幅の左右に10~15センチプラスしましょう。2枚引きのカーテンの仕上がり幅は、レールの長さに3~5%のゆるみ分を加えると、カーテンを閉めた時に中央の合わせ目がぴったり閉まります。




カーテンアドバイザー/安次嶺実奈子(あしみね・みなこ)/創業38年の新築デザインカーテン専門店、近光インテリアのカーテンアドバイザー。3000軒以上の施工実績を持つ。
電話 098-945-4723


 

毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1744号・2019年6月7日紙面から掲載

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