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2024年9月27日更新

自然の力で心身をリセット|牧平美紗子さん(リラクゼーションサロンAMAMIKIYOセラピスト)|家々人々[149]

広大な自然を楽しめる「さちばるの庭」(南城市)の森の中で、サロン「AMAMIKIYO(アマミキヨ)」のセラピストとして働く牧平美紗子さん(42)。「自然のエネルギーをお客さまへつなぐのが私の使命」と話します。

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自然の力で心身をリセット

まきひら・みさこ/1982年、大阪府出身。一般企業に勤めた後、26歳でロミロミに出合い、31歳でハワイに住んでマッサージの国家資格を取得。2019年、沖縄移住。県内ホテルのスパでセラピストとして勤務。22年、南城市の「さちばるの庭」にあるリラクゼーションサロン「AMAMIKIYO」の委託を受ける。個別の出張マッサージにも対応。


■幼少期の暮らしの思い出は
地元は大阪の郊外にあり、自然が少ない環境でした。大人になり海外に出て初めて、自分が自然を求めていたことに気がついたんです。オーストラリアやハワイの豊かな自然に触れ、本当の自分を見つけたような気がします。

■リラクセーションセラピストになったのは?
ハワイ滞在がきっかけです。ロミロミというハワイの伝統的なマッサージを学ぶことになり、自然のエネルギーと人間の調和という教えに深く共感しました。その後ビザを取得して1年半ハワイに住んで働きながらハワイのマッサージライセンスを取得しました。

昔から精神性や哲学、気など目に見えない、奥深いものに興味がありました。結果的に、人の心身を癒やす仕事に進んだのも、その潜在意識が働いたのかもしれませんね。

■沖縄に移住した経緯は?
ハワイでロミロミをしたいと思っていたら、ハワイのホテルが沖縄に進出することを知り、求人に応募して働くチャンスを得たんです。オープン前の準備から約2年間働きました。そこから縁があって南城市の「さちばるの庭」にあるサロンの委託を受けることになりました。ここはロミロミをする最高の環境。森に囲まれ、虫や鳥の声、雨音など、自然の音がBGMになる環境で仕事をすることで、自分自身もリラックスでき、より良いケアを提供できます。

■仕事のやりがいは?
お客さまの変化を目の当たりにできることです。施術後、表情が明るくなったり、元気になった、楽になったと言ってくださったり、自己ケアの大切さに気づいてくださるのを見ると、とてもうれしくなります。特に、歩くのもやっとという深刻な状態で来られた女性が、施術後、元気に歩いて帰られるのを見たときは、この仕事の意義を強く感じました。

■今後の目標は?
多くの人にこのサロンを知っていただき、ロミロミの素晴らしさを体験してもらいたいと思っています。でも隠れ家的な雰囲気も大切にしていきたい。自然との調和を大切にしながら、人々の心と体を癒やすこの仕事に誇りを持って取り組んでいきたいです。


現在の住まい

今年、ペット可のマンションに引っ越したばかり。目の前の海をリビングから眺めることができる。室内を木製のインテリアやモンステラの熱帯植物などで飾る「理想の家」と笑顔で話す。

プライベートはこんな顔

猫が飼いたくて、ペットOKのマンションに引っ越しました。愛猫レオ=写真=や、ちゅらと暮らすようになり毎日癒やされています。
 
◇    ◇    ◇
 
 
 ホッ と空間
エネルギーが循環するサロン
「こんなに自然と近いサロンって他にない」と胸を張る牧平さん。「自然のエネルギーを体内に取り入れ、循環を起こしていくというロミロミの目的をかなえることができる場所。お客さまだけでなく、私自身も心地よくリフレッシュできます」と語る。

取材/赤嶺初美(ライター)
毎週金曜日発行 週刊タイムス住宅新聞
第2021号・2024年9月27日紙面から掲載

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