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2015年5月1日更新

ベッド|家具選びのイロハ[2]

家具の中で一番長い時間、体が触れているのがベッド。寝心地の良し悪しは1日の疲れをとるためにも重要だ。「世界の家具&花 ラパン」の柳信英店長は「直接肌に触れ、体を支えるマットレスの質を重視して」とアドバイスする。

マットレスを重視


選び方

横になってみて確認を


選ぶとき、部屋の間取りや体格などを踏まえてくつろげるサイズを考えるのはもちろん大切ですが、最も重視してほしいのは寝心地に直結するマットレスです。

マットレスの役割は睡眠中の姿勢を快適に保つこと。硬めを好む人が多いですが、硬いほうが体にいいというわけでもありません。自分の好みや体格、寝返りの打ちやすさなども考慮して選びましょう。硬さを確認するときはベッドに腰掛けるのではなく、必ず横になることをおすすめします。





素材とお手入れ

マットの上下変える

マットレスは頭と足の位置を数か月ごとに入れ替えると、同じ場所に荷重がかからないので長持ちします。両面タイプなら、表、裏を変え、さらに頭と足の位置をローテーションするとよいでしょう。

高温多湿の沖縄では、マットレスもフレームも通気性を意識することが大切です。ときにはマットレスを壁に立て掛けて、湿気を飛ばす工夫を。ベッド下部が収納になっているタイプは収納庫内に湿気がこもりやすいので、定期的に開けて風を通しましょう。

 

楽しみ方


ベッド以外に何を置く?

ベッドは、家具の中でも部屋に占めるスペースの割合が特に大きいものです。寝室にベッド以外にどんな家具を置くかによっても、選ぶデザインやサイズが変わります。

ベッドの顔となるヘッドボードは部屋の印象を左右するので、機能性だけでなくインテリア性も大切にしたいところでしょう。フラットタイプならサイドテーブルなどを活用して、モノを置く、飾るのもいいでしょう。最近はヘッドとボトム=上図参照=部分のデザインの組み合わせが選べるベッドも増えているので、好みに合わせてカスタマイズするのも楽しいと思います。ベッドカバーなどファブリックで彩りを加えるのもいいですね。


普段見えないコイルに注目

普段なかなか見ることのないマットレスのコイル。写真左からボンネルコイル、連結コイル、ポケットコイル。「使われているコイルの数が多いほど、マットレスはヘタリにくい」と柳さん。マットレスには品質表示が付いていて、そこにコイルの形や数などが記載されているので、参考にして。




 

毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞「家具選びのイロハ<2>」第1530号・2015年5月1日掲載

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