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2023年5月5日更新

[特集]住まいのお色直し|プロの技で美しく頑丈に⑤|優塗装(株)

外観の色落ちや黒ずみ、建物のひび割れや雨漏り、鉄部・配管のサビなど建物も人と同じで年月を経ると、あちこちに“ガタ”が出てくる。プロの技で美観や快適性を維持しよう。県内で外壁・防水・断熱塗装や修繕、リフォームを行う専門業者を紹介する。

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 外壁塗装・防水工事・コンクリート補修  優塗装(株)

こだわり塗料を4工程で


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30年超の耐久性があるという無機塗料「ラーテル」で塗り替えた那覇市のO邸
30年超の耐久性があるという無機塗料「ラーテル」で塗り替えた那覇市のO邸

祖父の代から数えて創業60年の優塗装(株)。外壁塗装や防水塗装など、塗り替え塗装を中心に手掛けている。

こだわっているのは塗料の質。朝山優一代表取締役社長は「塩害や紫外線などから建物を守るのは塗料。塗料の質が良くないと、それらの影響を受けやすくなり建物本体の劣化につながる」と話す。

そのため同社では「キクスイロイヤルセレクション」などグレードの高い塗料を使う。例えばシリコン系の塗料でもその質はさまざまなので、より耐久性の高いフッ素系に近いものを使用。さらに、シリコン系より耐久性が高く遮熱性もあるフッ素系や、耐久性が30年以上という無機系の塗料も扱っているという。

「塗り替えは足場代や人件費など、塗料以外にも費用はかかる。耐久性が高ければ塗り替えの頻度も少なくなるので、長い目で見ればコストダウンになる」

また施工も、一般的には下塗り→中塗り→上塗りの3工程なのに対し、同社では下塗りを2回行う4工程で塗装。最初に、旧塗膜の中に浸透して直接躯体をつかむ下地材「スーパーパワーシーラー極(きわみ)」を塗布し、旧塗膜を固めて下地を良好な状態にする。その上から断熱性や防水性のある下地材を塗り、中塗り・上塗りの塗料を重ねていく。

施工実績が多く、塗料メーカーから割安で卸してもらっているため、工程が増えても、他社の3工程と同じくらいの価格で提供できるという。

朝山社長は「60年かけて磨いてきた確かな技術と質の高い材料で、お客さまの子や孫の世代まで財産を守る責任を果たしたい」と力を込めた。

屋上防水のための下地処理の様子
屋上防水のための下地処理の様子


DATA
北谷町伊平421-7 大松ビル1F
0120・946・923
https://yuutosou.com/




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毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1948号・2023年5月5日紙面から掲載

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