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2022年7月15日更新

[沖縄]防災特集|知っておきたい!災害の種類と補償①|第一総業(株)

火災保険の対象は「火災だけ」と思われがちだが、落雷による過電流や、台風時の「強風による給排水設備の事故」による被害も対象となる。事例をもとに保険代理店の担当者に答えてもらった。合わせて事前対策に役立つ“わが家の耐風チェック”リストも紹介する。

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 第一総業(株) 

家財も保険対象に含めて


保険部 林 真理亜さん


 事例① Aさん宅 

被害箇所、状況
ブレーカーやインターホン、TV、パソコンモニターなど家電の故障

被害の原因
落雷による過電流


―被害の経緯は?
昨夏の大雨でAさん宅を雷が直撃。落雷による過電流でブレーカーやインターホン、テレビ、パソコン等が壊れた。

―どのように対応した?
Aさんに損害箇所の写真と修理費用の見積書を送ってもらい査定。加入していた火災保険から、建物に付随する機械設備の修理代として90万円、その他の修理代に16万円が支払われた。

―同じ状況になった場合へのアドバイス
落雷による損害は火災保険の対象で、「建物」「家財」「建物と家財」のいずれかを選んで掛けることができます。このとき、ブレーカーやインターホンなど住宅に付随する機械設備は建物に含まれ、それ以外の電化製品は家財に。Aさんは建物と家財の両方を対象としていたため、見積もりのほぼ全額にあたる保険金が支払われました。電化製品をはじめ家具や衣類などの家財を補償するのは、保険対象に家財が含まれている場合のみですので注意が必要です。

ちなみに、ここでいう建物とは「自身が所有する住宅」で、家財もあくまで生活に使っている物が対象。自宅でカフェなどを営んでいる方は、業務用や自宅兼用の電化製品をカバーする保険もありますので、見直しをお勧めします。

当社は今年創業50年。提携する沖縄銀行との連携も強めながら皆さまのお役に立てるよう力を尽くします。

写真は被害のイメージ。記事とは関係ありません
写真は被害のイメージ。記事とは関係ありません





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毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1906号・2022年7月15日紙面から掲載

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