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2022年3月11日更新

【沖縄】県内の学生初「マシニングセンタ作業2級」合格![集まれ! スゴ技学生-19-]

Vol.19 当連載では、ものづくりの大会で入賞したり難関技能検定に合格などした学生を紹介する。

県内の学生初「マシニングセンタ作業2級」合格!
加工もプログラムも習得


大城慶考さん(沖縄職業能力開発大学校生産機械システム技術科4年)
機械加工技能士「マシニングセンタ作業2級」の合格証書を手に笑顔の大城さん。上級レベルの1級取得にも意欲を見せる


沖縄職業能力開発大学校生産機械システム技術科4年・大城慶考さん(22)が、昨年10月、国家資格である機械加工技能士の「マシニングセンタ作業2級」に県内の学生で初めて合格した。国内大手工作機械メーカーへの就職も内定し、夢への大きな一歩を踏み出した。

機械加工技能士試験は、旋盤やフライス盤といった工作機械別で部門が分かれる。「マシニングセンタ」はコンピューターで自動操作する工作機械。プログラムに沿って工具を取り換え、金属を削る、穴を開けるなどして精度の高い部品をつくる。そのため、操作する人は機械加工の知識とともに、プログラムの知識も必要となる。

一般的に、機械加工を学ぶ学生が取り組む技能士試験は3級の初級レベル。大城さんが合格した2級は中級レベルにあたり、特に、マシニングセンタはプログラムの間違いを見つける問題が出されるなど難易度が高く、幅広い知識と技能が求められる。

大城さんは「試験に向け、たくさんの過去問に取り組んだ。学校の授業との両立に苦労したが、先生方の指導で理解度が上がった。その支えは大きかった」と感謝する。

難易度の高い試験に挑戦し、「プログラムを理解する力がついたのは大きい成果。知らないことが多く難しかったが、最適な加工法やプログラムの組み方は一辺倒でなく、いろいろな視点が大切なのが分かった」と充実感に満ちた表情を見せる。



試験は筆記に加え、実際に機械を使い、工具や加工法の選定、プログラムの誤り判定などに取り組む

工作機械に携わる道へ

2年生のとき旋盤2級に合格し、機械加工の面白さに魅了された。「将来は工作機械に携わる仕事に就きたい」と夢を抱くようになり、就職にも有利な技能士の資格取得を目指すようになった。マシニングセンタの試験に合格し、国内大手工作機械メーカーへの就職も内定した。

続く後輩たちにも「やりたいことを見つけることが大事。自分の伸ばしたい分野を頑張ってほしい。それをサポートしてくれる先生がいるこの学校は恵まれた環境」とエールを送る。

現在は内定先から与えられた課題として英会話にも取り組む大城さん。「就職したら工作機械の据え付け、メンテナンスなどの仕事に従事しながら、国内外で活躍できるようになりたい」と将来に胸を膨らませる。

◆高本健太先生からメッセージ
努力が実を結び合格できたことをうれしく思います。試験は加工技術やプログラムの幅広い知識が問われる難しいものですが、当校初の挑戦者、そして合格者として後輩へ道筋を作ってくれました。4月から県外で新社会人となりますが、研さんを続け1級へ挑戦してほしいと思います。


=次回は4月29日号で建築系学校を紹介

★難関技能検定に合格した学生や、ものづくりコンテストで入賞した学生を募集します。
 タイムス住宅新聞社(電話=098・862・1155)かメール(h.jyuutaku.jht@gmail.com)にご連絡ください。
 内容を精査した上、記者が取材に伺います。


毎週金曜発行・週刊タイムス住宅新聞
第1888号・2022年3月11日紙面から掲載

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