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2020年5月29日更新

インテリアグリーンのすすめ

「コロナ自粛」で家にいる時間が増えた。家をより心地よい空間にするため、インテリアグリーンを取り入れてみてはどうだろう。初心者向けの取り入れ方を㈱メイクマンのグリーンアドバイザー、島袋林一郎さんに教えてもらった。

インテリアグリーンのすすめ


 「コロナ自粛」で家にいる時間が増えた。家をより心地よい空間にするため、インテリアグリーンを取り入れてみてはどうだろう。初心者向けの取り入れ方を㈱メイクマンのグリーンアドバイザー、島袋林一郎さんに教えてもらった。島袋さんは、「ホームセンターなどで売っているメジャーな観葉植物なら、そんなに難しくない。置き場所と水やりに気を配れば初心者でも上手に育てられます」と説明する。​


置き場所/レースカーテン越しに日が入る場所がベスト。
     ただし、直射日光は避けて!

 
 基本的に観葉植物は、日が入る明るい場所を好みます。特に葉が幅広い品種(例・ポトスやシンゴニウムなど)は、効率よく光合成ができるので、レースカーテン越しに日差しが入るくらいの場所で良く育ちます。夏場の直射日光に当てると葉焼けしてしまうので注意しましょう。


葉が広い観葉植物。左がポトス、右がシンゴ二ウム

 細葉の植物(例・ヤシやサンセベリアなど)は、日光に強く葉焼けしづらいです。日当たりのよい窓辺に置いても育ちます。サボテンや多肉植物も日当たりの良い場所を好むので、日がよく入る窓辺に置くことをお勧めします。


細葉の観葉植物。左がサンセベリア、右がヤシ

 エアコンの風が直接当たる場所に置くと乾燥してしまうので、避けましょう。


水やり/土に触れ、乾いていたらたっぷり与える

 土に触って、乾いていたらたっぷり水を与えましょう。お客さまの話を聞くと、水のやり過ぎ、やらな過ぎで枯らす方が多いようです。葉が黒っぽくなって枯れた場合はやり過ぎ、茶色くなって枯れた場合はやらな過ぎです。水やりの前に土の状態を確かめることを習慣にしてください。
 また、葉に厚みがある植物は保水力があるので頻繁に水やりをする必要はありません。多肉植物は週に2度程度、サボテンは週に1度程度の水やりで大丈夫です。
 
 より元気に育てたいなら、枯れた葉はカットしましょう。葉をカットしたら肥料を与えると、元気な新葉が出てきます。観葉植物用の肥料を与えるか、専門のスタッフに相談して購入してください。
 上手に育てれば少しずつ大きくなっていく。その際に必要なのが植え替えです。鉢が小さいと根詰まりを起こし、枯れてしまうこともある。ワンサイズ大きな鉢に植え替えをしながら、長くかわいがってあげてくださいね。



メイクマン ニューマン店 グリーンアドバイザーの島袋林一郎さん。「置き場所と水管理に気を付ければ、初心者でも上手に育てられます」と話す。メイクマン各店に常駐するグリーンアドバイザーは、植物の育て方や管理方法などを教えてくれる


週刊タイムス住宅新聞
第1795号・2020年5月29日紙面から抜粋して掲載



 

この記事のキュレーター

スタッフ
東江菜穂

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編集者
週刊タイムス住宅新聞、編集部に属する。やーるんの中の人。普段、社内では言えないことをやーるんに託している。極度の方向音痴のため「南側の窓」「北側のドア」と言われても理解するまでに時間を要する。図面をにらみながら「どっちよ」「意味わからん」「知らんし」とぼやきながら原稿を書いている。

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