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2020年4月24日更新

テレワークしやすい空間づくり|気になるコト調べます![58]

新型コロナウイルスの感染が広がる中、会社ではなく、自宅などで仕事をする「テレワーク」が注目を集めている。しかし、自宅だと作業に集中しにくい場合もある。インテリアコーディネーターで、(㈱)Maki DesignのCEOでもある上原牧子さんは「自宅で仕事に集中するなら、収納を整えて」とアドバイスする。

収納整え仕事に集中


上原さん宅のLDK。壁面収納は、左側に仕事の資料(青点線)、右側に食器など(ピンク点線)が入っているが、中が見えないよう戸が付いているのでスッキリした印象


 棚の中隠してスッキリ 
昨年末、上原さんは自宅のLDKを事務所としても使えるようにリフォームした。その際、意識したのは「公私の切り替えができるようにすること」と話す。
例えば収納は、壁面いっぱいに設け、食器や食品のストックを入れるゾーンと、仕事の資料などを入れるゾーンに分けた。さらに、全体に戸を付けて中身が見えないようにした。「開ける戸によって、仕事と家庭の切り替えが可能。中も見えないので空間的にもスッキリします」
既存の棚を使う場合は、棚の中にある収納ボックスや書類ケースなどの色や形をそろえる。「色がたくさんあるのは気が散る要因。小物類は箱などに入れてしまいましょう。統一感を持たせることで気が散りにくくなるし、ビデオ会議などをする際も背景が気になりません」。大きな布で棚全体を隠すのも手だ。
また、家具や収納ボックスなどを新調したり、家具を覆う布を選ぶなら、できるだけ濃い色は避ける。「部屋の雰囲気にもよるけれど、大きな面積で濃い色を使うと圧迫感を感じやすい。白など明るい色がいい」

 wi-fiで家族のストレス和らげる 
家族の協力も欠かせない。例えば、食事をとるダイニングテーブルを使って仕事をする場合、キャスター付きラックなどを近くに置いて、家族のものはそこに片付けてもらう。「テーブルを片付けるストレスが減り、スムーズに仕事を始められる」上、食事の準備もしやすくなる。「パソコン作業中は話しかけない」「ビデオ会議のときは静かにする」といったことも約束しておきたい。
そのほか、植物を飾ったりして五感で心地良く感じる空間にしたり、wi-fiの環境を整えるのも大切。「特にwi-fiは、自分の仕事で使うのはもちろんだけど、家から出られない子どもたちがゲームをしたり、オンラインでの授業を受けられたりもするので、静かにしてほしい時など協力をしてもらいやすくなります」とアドバイス

 自宅で仕事しやすくするためのポイント 
◆公私を分ける
・使っていない個室があれば、そこで作業する。
・ダイニングテーブルを使うなら、近場に収納を設ける。キャスター付きのラックなどが家族の人数分あれば、自分は仕事道具、子どもは勉強道具など、それぞれのものはラックに片付けることが でき、スムーズに作業を始められる。
・仕事専用のデスクを新調する。置くスペースがなければ、押し入れやクローゼットの棚板をデスクとして使うのも手段の一つ。



◆収納をスッキリさせる
・戸やカーテンなどを付けて、中身が見えないようにする。
・小物類は、色や形をそろえたボックスなどに入れて収納する。段ボールにしまってもOK。棚を新調するなら、棚の色なども合わせる。
・色は濃い色だと圧迫感が出るので、白など明るい色にする。
・仕事用の資料を置くためなど、収納が足りない場合は、DIYで棚を作る。部屋の上部や押し入れの中などが意外と使える。

◆その他
・座り心地の良いイスにする。座面が木製なら、長時間座ってもおしりが痛くならないよう、クッションを置く。
・wi-fiの環境を整える。自分の仕事だけでなく、子どもたちがゲームをしたり、インターネット動画などを見て過ごせる。
 

空間づくりを気軽に相談
県インテリアコーディネーター協会では、実務経験3年以上のインテリアコーディネーターが、2時間5000円で空間づくりの提案やアドバイスをする「ちょこっと相談プラン」を行っている。申し込み・問い合わせは同協会ホームページ


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取材/出嶋佳祐
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1790号・2020年4月24日紙面から掲載

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出嶋佳祐

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編集者
「週刊タイムス住宅新聞」の記事を書く。映画、落語、図書館、散歩、糖分、変な生き物をこよなく愛し、周囲にもダダ漏れ状態のはずなのに、名前を入力すると考えていることが分かるサイトで表示されるのは「秘」のみ。誰にも見つからないように隠しているのは能ある鷹のごとくいざというときに出す「爪」程度だが、これに関してはきっちり隠し通せており、自分でもその在り処は分からない。取材しながら爪探し中。

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