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2018年10月12日更新

ようこそ♪DIYの世界へ「どこに何塗るかで選ぶ」

#7塗装②(塗装に必要な道具3種)
DIYで塗装をするには、前回(1706号、9月14日発行)紹介した塗料に加えて、道具も必要。「塗る道具」「マスキングの道具」「塗料の受け皿」はそろえておきたい。どこに何を塗るか、目的に合わせた道具選びのポイントを紹介する。

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文・島袋清成

使いやすい化繊100%
塗装に使う主な道具は、「塗る道具」「マスキング(養生)の道具」「塗料の受け皿」の3種類です。ほかにも細かい道具を使うことがありますが、少なくともこの3種をそろえることで塗装ができます。

いずれの道具も素材や形、大きさがさまざまで、それらの違いによって作業性も変わってきます。選ぶときに迷ってしまうかもしれませんが、どこに何を塗るかが決まっていれば、その作業に適した道具を選ぶことができます。

例えば、ハケの毛の素材は、馬・豚・羊などの「獣毛」と、化学繊維でできた「化繊毛」があり、一般的には両者が混ざったもの(混合)が多く見られます。「水性用」「油性用」などもありますが、初心者であれば、多用途に使えて洗うのも楽な「化繊100%」がオススメ。毛が柔らかいので、ハケムラも出にくいです。

広い面を塗るのに適したローラーは、繊維の目が粗い「万能用」と、繊維が密な「仕上げ用」があります。万能用は塗料が染み込みやすいため凹凸のある部分に、仕上げ用はツルツルした部分に向いています。塗料は2度塗りが基本なので、1回目は万能用、2回目は仕上げ用を使うといいでしょう。

作業ごとに道具の使い分けができれば、テーブルなどの家具を塗装する場合、天板はローラー、脚はハケで塗るといった具合に、よりスムーズな作業でDIYを楽しめます。





マスカーの使い方
テープ部分を貼る


ビニールを広げる


完成。壁に塗っている塗料が垂れても、床は養生しているので汚れない






残った塗料を可燃ごみ化
余った塗料を処分する際、あると便利なのが「残塗料処理剤」。水性・油性を問わず、塗料に混ぜると樹脂が塗料を吸収する=下写真。環境に配慮しながら可燃ごみとして捨てられる。価格は130円ほど。



今回の内容について、動画でも紹介しています。
YouTube
https://youtu.be/GlNbJ02p1_w

島袋清成(しまぶくろ・きよなり)
INTERIAN代表、DIYコンシェルジュ。カルチャースクールなどで、初心者向けのDIY講座を担当する。2008年、沖展木工芸部門入選。沖縄アートフェスティバル宮島達男賞受賞。

INTERIAN
050-1240-4059


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編集/出嶋佳祐
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1710号・2018年10月12日紙面から掲載

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スタッフ
出嶋佳祐

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編集者
「週刊タイムス住宅新聞」の記事を書く。映画、落語、図書館、散歩、糖分、変な生き物をこよなく愛し、周囲にもダダ漏れ状態のはずなのに、名前を入力すると考えていることが分かるサイトで表示されるのは「秘」のみ。誰にも見つからないように隠しているのは能ある鷹のごとくいざというときに出す「爪」程度だが、これに関してはきっちり隠し通せており、自分でもその在り処は分からない。取材しながら爪探し中。

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