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2020年2月21日更新

2月22日は猫の日! 猫と暮らせる 賃貸住宅|猫と暮らせる賃貸物件①

[2月22日は猫の日!|猫と暮らせる 賃貸住宅] 2月22日の「猫の日」にちなみ、猫と一緒に暮らせる賃貸物件を紹介する。家具やアートまでプロがコーディネートしたNEWスタイルのペット可物件や、掃除がしやすい物件、IoTで外出時も様子を見ることができる物件など三つを取り上げる。

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モデル(とまとハウジング 2代目チャイ部長)


家具やアートも新ペット可物件

猫と暮らせる賃貸物件①​
「とまとビル内2物件)」(浦添市)


とまとビル内にある物件②のLDK。全面土間床。内装はもちろん、家具やインテリアまでプロがコーディネートしたとあり、洗練された雰囲気

プロがコーディネート
猫好きのオーナーと、インテリアコーディネーターがタッグを組んだ「ペットとおしゃれに暮らせる」賃貸物件が2月17日、浦添市に完成した。プロがそろえた家具やアートが付いた新スタイルの賃貸物件だ。2室あり、どちらも1ルーム。

オーナーは、「ニャンニャンニャンニャン♪」のCMでおなじみ、とまとハウジングの川端ゆかり社長。猫の飼い主としても、不動産にかかわる者としてもペット可物件が少ないと感じていた。
ちょうど同社が所有する築30年余のビル内に二つの空き物件があり、(株)Maki Designのインテリアコーディネーター・上原牧子さんに相談。「ペット可物件」の1歩先を行く新たな賃貸物件にリニューアルする提案をされた。

上原さんは「ステージング」(買い手や借り手を募集している物件にプロが選んだ家具を入れて、そこでの上質な暮らしをイメージさせる手法)を得意としているほか、暮らしにアートを取り入れる提案も積極的に行っている。

同物件にはその両方を取り入れた。



物件②の寝室には、ポップなアートが飾られている。上原さんは住まいにアートを飾る提案を積極的に行っている。「お花を飾るような感覚でアートを楽しんでほしい」


SOHO使用も可能
まずは、もともと飲食店だった同物件を用途変更し、全面リノベーションをした。上原さんは「ペットとの暮らしや、さまざまなライフスタイルに適応させることを考え全て土間床にしました。壁は傷が付きにくいクロスを張り、コンセントは床から90㌢と高めの位置に設置。リビングの壁には、キャットウオークにもなる棚を造り付けました」と説明。
 
内装コンセプトは、クールで男前な「ブルックリンスタイル」。ビンテージ風の家具や黒の照明、手塗り感のある床、古材風の壁紙が調和したかっこいい空間となっている。

そこにポップなアートが映え、スタイリッシュな空間に仕上がっている。「自宅を事務所とするSOHO的な使い方もできます」と上原さん。
 
住まいを超え、暮らし方まで提案。まさに1歩先行く物件だ。



こちらはグレーを基調とした、より男前な空間となっている。「全面土間床だから、バイクや自転車を室内に入れることも可能。ラフにかっこよく使ってほしい」と上原さん。猫だけで無く犬も一緒に暮らせる。また、中央の寝室はカーテンで仕切れるようになっている。「SOHO的な使い方もできます」

 


物件①の洗面脱衣所の扉には、猫用のくぐり戸があり、ペット用のトイレは脱衣所やその奥にあるトイレに設置することもできる

問い合わせ/(株)ハピネスプロジェクト
電話098-882-3205


編集/東江菜穂
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1781号・2020年2月21日紙面から掲載

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東江菜穂

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編集者
週刊タイムス住宅新聞、編集部に属する。やーるんの中の人。普段、社内では言えないことをやーるんに託している。極度の方向音痴のため「南側の窓」「北側のドア」と言われても理解するまでに時間を要する。図面をにらみながら「どっちよ」「意味わからん」「知らんし」とぼやきながら原稿を書いている。

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