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2019年9月6日更新

カーテンde暮らしワクワク⑥|機能性レースで夏を快適に

文・安次嶺実奈子(カーテンアドバイザー)|見た目も涼しげなレースカーテンですが、家のインテリアやほかのカーテンに合わせたりと、何を基準に選んだらいいか分からないという方も多いのではないでしょうか? 今月は、機能性レースを中心に、目的ごとにオススメのレースカーテンをご紹介いたします。

遮熱・遮像・UVカット・防炎

レースカーテンの機能は、大きく分けて次の四つ。各メーカーで名称や言い回しが異なりますので、その都度ご確認ください。

 ①    部屋の温度上昇を抑えて、省エネ効果が期待される→遮熱レース
 ②    プライべート空間を守る→遮像レース
 ③    夏の紫外線カット→UVカットレース
 ④    火災の延焼を防ぐ→防炎レース


主な機能は四つ

では、それぞれの機能を詳しく説明します。

 ①遮熱レース 特殊加工された糸を使用し、夏の暑い日差しを遮ってお部屋の温度上昇を抑えます。省エネ効果も期待できますね。

 ②遮像レース 代表的なのはミラーレース。その名の通り、昼間、鏡のように太陽光など室外の光を反射させて室内を見えにくくすることで、プライバシーを守ります。メーカーによっては、昼・夜、両方のプライバシーが守れるレースもありますので、目的に合わせて選ぶといいですね。

 ③UVカットレース UVカット加工のある特殊な糸を使用しているレースです。メーカーによって独自の基準でランク分けされています。

 ④防炎レース 消防法施行規則に基づく防炎性能試験に合格した、燃えにくい製品に表示しています。防炎とは、燃えにくい性質のこと。「燃えない布」ではありませんから、火気にはくれぐれもご注意を。

ここで私の失敗談から一つアドバイス。わが家は近隣住宅と距離が近かったため、リビングの掃き出し窓に遮像レース(ミラーレース)を選びました。生地も一番厚手を選びましたが、部屋から外が全く見えないので逆に圧迫感を感じ、レースカーテンを開けて過ごすことが増え、結局室内から外が見える生地が薄めのミラーレースに取り換えることに。この経験から、生地の厚みによって外からの見えにくさが変わることはないものの、住み手の感じ方には違いが出ることが分かったので、お客さまにはそこを踏まえてアドバイスしています。

ほかにも、例えば直射日光が直接当たるような山の上のお宅ならUVカット率の高い生地にするのがおすすめですが、UVカット率も各メーカーで独自の基準があり、3ランクほどに分かれているので、確認しながら選びましょう。

ほかにも、メーカーによっては、汚れにくい加工や花粉対策、防カビなどさまざまな機能のレースカーテンがあります。目的に合わせて選び、より快適な暮らしを手に入れてみませんか?

◆機能性マーク一覧 (社)日本インテリアファブリックス協会の統一マーク​


▲遮 熱
一般的なレースカーテンと比較して、節電対策上の相対的効果が認められ、遮熱率、遮光率の判定基準に適合する商品に表示


▲遮 光
遮光率99.4%以上の遮光性を持つカーテン用生地や縫製カーテンに表示


▲UVカット
紫外線の透過率を低減し、家具や床の日焼け退色を防ぐ加工を施した製品に表示。メーカーによってはカット率を数値で表示


▲防 炎
消防法施行規則に基づく防炎性能試験に適合した製品に表示


▲ウォッシャブル
家庭用洗濯機で手軽に丸洗いできる製品に表示


▲ホルムアルデヒド対策
建材関連JIS規格で規定されるホルムアルデヒドの放散速度による等級区分、およびその表示記号に準じたものに表示




安次嶺実奈子(あしみね・みなこ)/創業38年の新築デザインカーテン専門店、近光インテリアのカーテンアドバイザー。
3000軒以上の施工実績を持つ。
電話 098-945-4723


毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1757号・2019年9月6日紙面から掲載

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