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2026年1月9日更新

「新しいことをしたいが時間がない」人へ 時短家電と都度買い、建築士が勧める深い理由|お財布とヒトにやさしい住まいのヒント⑩

当連載では住環境が家計や人間関係、幸福感にどのように影響するかを一級建築士の村山創さんが解説する。今回は「新年を迎え新しいことを始めたいけど時間が無い」という人必見。時間をつくる仕組みを村山さんが紹介します。

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文・図表/一級建築士・村山創

 時間的資本を増やす住まい 

時短家電や都度買いで効率UP



ボタン一つで家事完了

年始を迎え「今年はこんな一年にしたい」「新しく何かに挑戦したい」と目標を立てた方も多いと思います。一方で、「やりたいことはあるけれど、時間がない」と感じている方も少なくないでしょう。

新しいことを始めるために必要なのは、才能や根性よりも、「時間」です。時間をつくるには、何かを辞めるという選択もありますが、「時間をつくる仕組み」を取り入れる方法もあります。

代表例が「時短家電」です。洗濯乾燥機、自動調理機、自動掃除機、食洗器など、家事を助けてくれる家電は数多くあります。

わが家でも洗濯乾燥機を導入しましたが、これにより「洗濯物を干す」という家事がなくなりました。洗剤の投入から洗濯、乾燥までボタン一つ。天候や時間に左右されることもなく、家事の負担が大きく軽減されました。

また、自動調理機と炊飯器を合わせ技も便利です。隙間時間や外出前に食材をセットしておけば、指定した時間に温かくおいしい料理が完成します。そうして生まれた時間を、家族とのふれあいや学びの時間に使えるようになり、暮らしの質や充実度が大きく変わったと実感しています。

興味深いのは、家事を家電に任せるようになったことで、たまに自分でやったときに、その価値を実感できるようになりました。例えば、料理を毎日義務としてやっていた時には気づかなかった「楽しさ」などが見えてきました。

お風呂も自動化しています。タイマー機能を活用し、帰宅時間に合わせて浴槽に湯はりをすると、寒い外から帰ってきて、すぐに温かいお風呂に入れる。これだけで日常の幸福度は大きく高まります。
 

モノをシンプルにする

さらに見直したいのが「買い物と時間」の関係です。安いからとまとめ買いして、家の中にモノをため込んでいないでしょうか。
 

実は、収納スペースにも「家賃」がかかっています。保管場所、管理の手間、探す時間を考えると、必要な分だけ購入する方が、合理的な場合も多いです。

モノをシンプルにすると、把握しやすくなり、判断も早くなります。特売情報を追いかけることが、時間のロスやストレスになっていることもあります。
 
◆    ◆

時間は万人に平等ですが、使い方には大きな差が生まれます。

あなたの時間は無料ではありません。「自分にしかできないこと」「本当にやりたいこと」に時間を使ってみてください。きっと今年の年末には、大きな変化を実感できるはずです。



むらやま・はじめ
一級建築士、創環境Design代表。フラット35適合証明技術者。設計の仕事をしながら、住宅関係の講演会や一般消費者に向けて住宅づくりの情報をSNSで発信している

https://hajimemurayama.my.canva.site/

毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第2088号・2026年01月09日紙面から掲載

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