インテリア
2022年5月13日更新
AVアンプ② 「どう楽しみたいか」明確に|イマドキ ホームシアター&オーディオ入門編③
オウチ時間において、リアリティーあふれる音響を楽しんだり、音楽に思いっきりひたれる最強アイテムがAVアンプです。そのAVアンプの便利機能と、導入時の注意点をご紹介します。
イマドキ
ホームシアター&オーディオ入門編③
AVアンプを選ぶ際のポイント
「どう楽しみたいか」明確に
機器追加で高画質にも
AVアンプを導入すると、ブルーレイやゲーム、ユーチューブ、動画配信サービスなど、テレビに映し出されるコンテンツの音を増幅し、2チャンネル~5・1チャンネルのサラウンド効果を与えて迫力のある音をスピーカーで再生することが出来ます。
また、そこに「クロームキャスト」や「アップルTV4K」などのストリーミングデバイス(※1)を追加すると、4KやHDR(※2)の高画質な映像が楽しめますし、天井スピーカーなどを導入可能なお宅なら、立体的なドルビーアトモスサラウンド(※3)を味わうことができます。
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(※1)インターネット経由の動画をテレビ画面で視聴するための機器
(※2)4Kとはフルハイビジョンの4倍の画素数がある高画質映像。HDRとはハイ・ダイナミック・レンジの略。輝度を幅広く表現できる高画質映像技術
(※3)音が上下方向にも移動し、立体的でリアリティーのある音響を実現
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AVアンプ選びはココを押さえておこう
①手持ちの機器(テレビや音響システム)との相性
手持ちの機器との接続法や互換性を確認する必要があります。専門店などでプロに相談する時は、詳細な情報を伝えましょう。手持ちの機器を写真に撮ったり、説明書も持参するとなおよいです。
②何に活用したいか、優先順位を明確する
AVアンプを導入して、何を楽しみたいか優先順位を付けましょう。臨場感ある音響で映画を楽しみたいのか、ブルートゥース機能を使って気軽に音楽を楽しみたいのか、ゲームの迫力を増したいのか、それぞれの分野を得意とする機種があるため、優先順位を明確にしておくと機種も選びやすくなります。
多機能ゆえ知識が必要
そして、AVアンプ機能で好評なのが、普段スマホなどで聞いている音楽配信がワイヤレスで、スピーカー再生できることです。
さらには根強い人気があるアナログプレーヤー(レコードプレーヤーなど)にも接続できるという、多機能な機種も登場しています。
しかし、その多機能さゆえに、製品を選ぶ際や接続、設定などには専門的な知識と経験が必要となります。購入を検討している方は、ネットの情報だけを頼りにせず、知識のある販売店・販売員に相談しましょう。
相談する際は、押さえておきたいポイントが2点あります。
1点目は、お手持ちの音響システムやテレビのメーカーの型式、モデル名などの情報です。メモしておくかスマホで写真を撮るなどして、できるだけ詳しい情報を持って行きましょう。説明書なども持って行ければなおよいと思います。お手持ちの機器の情報が、AVアンプの機種の選定や接続方法の大きな判断基準になります。
2点目は「こんなふうに楽しみたい!」を、できるだけ具体的に伝えることです。
AVアンプは非常に多くの機能を有しており、千差万別の楽しみ方ができる優れ物です。そのため、楽しみ方やお手持ちの機器との接続方法で大きく選択肢が変わる場合があります。
機能と同じく価格もピンキリですが、相場は5万~10万円ほどです。
ご予算と合わせて、この二つのポイントを押さえて相談すれば、より適切な機器の選定とアドバイスを受けられると思います。
アナログプレーヤーも接続可能
AVアンプは、スマホやパソコンなどのデジタル機器だけでなく、レコードなどのアナログプレーヤーとも接続可能な機種もあります。CDなどのデジタルな音とは違い、やわらかで懐かしい、魅力的な音を奏でてくれますよ。カフェやBARのようにムーディーな雰囲気を演出できます。
とうやま・ひろと/アバック沖縄店長。40年以上、オーディオやホームシアターの仕事に携わる。県内で手掛けたホームシアターは700件以上。好きな映画はレオン、ブレードランナー、グラディエーター。
◆アバック沖縄店 那覇市銘苅323-1
☎098・943・9178
ホームシアター&オーディオ入門編③
AVアンプを選ぶ際のポイント
「どう楽しみたいか」明確に
機器追加で高画質にも
AVアンプを導入すると、ブルーレイやゲーム、ユーチューブ、動画配信サービスなど、テレビに映し出されるコンテンツの音を増幅し、2チャンネル~5・1チャンネルのサラウンド効果を与えて迫力のある音をスピーカーで再生することが出来ます。
また、そこに「クロームキャスト」や「アップルTV4K」などのストリーミングデバイス(※1)を追加すると、4KやHDR(※2)の高画質な映像が楽しめますし、天井スピーカーなどを導入可能なお宅なら、立体的なドルビーアトモスサラウンド(※3)を味わうことができます。
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(※1)インターネット経由の動画をテレビ画面で視聴するための機器
(※2)4Kとはフルハイビジョンの4倍の画素数がある高画質映像。HDRとはハイ・ダイナミック・レンジの略。輝度を幅広く表現できる高画質映像技術
(※3)音が上下方向にも移動し、立体的でリアリティーのある音響を実現
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AVアンプ選びはココを押さえておこう
①手持ちの機器(テレビや音響システム)との相性
手持ちの機器との接続法や互換性を確認する必要があります。専門店などでプロに相談する時は、詳細な情報を伝えましょう。手持ちの機器を写真に撮ったり、説明書も持参するとなおよいです。
②何に活用したいか、優先順位を明確する
AVアンプを導入して、何を楽しみたいか優先順位を付けましょう。臨場感ある音響で映画を楽しみたいのか、ブルートゥース機能を使って気軽に音楽を楽しみたいのか、ゲームの迫力を増したいのか、それぞれの分野を得意とする機種があるため、優先順位を明確にしておくと機種も選びやすくなります。
多機能ゆえ知識が必要
そして、AVアンプ機能で好評なのが、普段スマホなどで聞いている音楽配信がワイヤレスで、スピーカー再生できることです。
さらには根強い人気があるアナログプレーヤー(レコードプレーヤーなど)にも接続できるという、多機能な機種も登場しています。
しかし、その多機能さゆえに、製品を選ぶ際や接続、設定などには専門的な知識と経験が必要となります。購入を検討している方は、ネットの情報だけを頼りにせず、知識のある販売店・販売員に相談しましょう。
相談する際は、押さえておきたいポイントが2点あります。
1点目は、お手持ちの音響システムやテレビのメーカーの型式、モデル名などの情報です。メモしておくかスマホで写真を撮るなどして、できるだけ詳しい情報を持って行きましょう。説明書なども持って行ければなおよいと思います。お手持ちの機器の情報が、AVアンプの機種の選定や接続方法の大きな判断基準になります。
2点目は「こんなふうに楽しみたい!」を、できるだけ具体的に伝えることです。
AVアンプは非常に多くの機能を有しており、千差万別の楽しみ方ができる優れ物です。そのため、楽しみ方やお手持ちの機器との接続方法で大きく選択肢が変わる場合があります。
機能と同じく価格もピンキリですが、相場は5万~10万円ほどです。
ご予算と合わせて、この二つのポイントを押さえて相談すれば、より適切な機器の選定とアドバイスを受けられると思います。
アナログプレーヤーも接続可能
AVアンプは、スマホやパソコンなどのデジタル機器だけでなく、レコードなどのアナログプレーヤーとも接続可能な機種もあります。CDなどのデジタルな音とは違い、やわらかで懐かしい、魅力的な音を奏でてくれますよ。カフェやBARのようにムーディーな雰囲気を演出できます。
とうやま・ひろと/アバック沖縄店長。40年以上、オーディオやホームシアターの仕事に携わる。県内で手掛けたホームシアターは700件以上。好きな映画はレオン、ブレードランナー、グラディエーター。
◆アバック沖縄店 那覇市銘苅323-1
☎098・943・9178
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1897号・2022年5月13日紙面から掲載