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2018年2月16日更新

[引っ越しシーズン特集]賢く処分! 子ども服・制服の専門店

一時期しか使わない子ども用品や学生服。クローゼットや押し入れの奥に、何年も眠らせたままの人も多い。それらを専門に扱うリサイクルショップ3店と、スマートフォン用アプリでものを売るコツを紹介する。

子ども用品 高めに査定


子ども用品を専門に扱うマムズ・マート那覇新都心ストア=写真。新生児~160センチの衣類を中心に、ベビーカーやベビーベッド、おもちゃなどの買い取り・販売をしている。
「専門店ということもあり、査定額は一般的なリサイクル店の相場よりも高く設定しています」と話すのは前田小百合店長。衣類は、どの季節のものも1年を通して買い取りするほか、ミキハウスやラルフローレン、組曲といった人気ブランドに関してはさらに高値になるという。
「下着など直接肌に触れるものや、シミ、汚れ、毛玉など使用感のあるものは買い取りできない。最近はベビーカーなどでも部品が外せて洗えるものもあるので、きれいにしてから持ってきてもらった方が査定額は上がりますよ」。
査定待ちで子どもが飽きないようキッズスペース=写真=があるのも、子ども用品を専門に扱う同店ならではの配慮でうれしい。本島内であればベビーベッドなど大型品の出張買い取りも行っている。
昨年からは県内全域の制服の買い取りもスタート。離島のものも、寄付であれば、同店が送料を負担し受け付けている。「処分したいけど捨てるのはもったいないという人に喜ばれています」。



買い取り一例。ミキハウスのダウンは約500円、カトージのミニベビーベッドは約2200円で買い取った

「マムズ・マート 那覇新都心店」
那覇市天久908/098-943-8630/午前10時~午後7時(買い取りは午後5時30分まで)/年中無休/査定で金額のつかない衣類も1袋5円で買い取って、「児童虐待防止オレンジリボン運動」の寄付に役立てている




無償で仕入れ破格販売


学生服やブレザーを購入するには中古でも3000~5000円ほどかかるが、子ども応援団「笑びん」では学ラン・ブレザーは一律1000円、それ以外は500円と破格! それを可能にしているのが、無償提供だ。団長の森田好美さんは「本当に必要な人に届けたくて。お母さんたちって、学費や制服代にお金がかかるのが分かっているからでしょうね。みなさん『使ってもらえるんだったら』と快く持ってきてくださる」とのこと。この日初めて来店した親子連れは「思ったより状態がいいし、安くて本当にありがたい。キレイに着て次の方に譲りたい」と喜んだ。
制服は土曜日の活動日なら沖縄市中央の店舗=写真=で受け付け。平日は沖縄市の社会福祉協議会で預かることも可能だ。扱っている学校は、沖縄市・うるま市内の中学・高校が中心。北谷町や北中城村は品薄。提供を呼び掛けている。



子ども応援団「笑びん」
沖縄市中央1-7-5/070-5492-0378(森田)/Pなし/活動は毎週土曜日10時~12時
※連絡は土・日曜希望




全島の学生服 着払い郵送も


中古学生服を専門に買い取り・販売する「ゆいまぁる」=写真。浦添市や那覇市を中心に本島全域の中学・高校の中古学生服が1200~1500着ほどズラリと並ぶ。「高校の制服は合格発表から1週間で在庫の半分以上はなくなるほど需要がある。卒業式以降に持ち込まれる方が多く、今はまだ少ない方」と代表の與那城寿恵子さんは話す。
「目に見える汚れやニオイは、ご自宅で落とせる範囲で落としてもらえると、査定価格は変わる」そう。買い取りの目安は状態にもよるが中学生の制服でシャツ50円、セーラー服上下各300円、ブレザーや学ランは500~600円程度。出張買い取りも一着から行っており、着払いでの郵送もOKだ。中3の息子と来店した女性は「急に背が伸びたけれど、卒業間近だったのでここで学ランを購入した。卒業したら買い取ってもらうつもり」と笑顔を見せた。



学生服のリュースショップ「ゆいまぁる」
浦添市沢岻1-7-10 1階/080-2790-4982(與那城)/Pあり/月・火・水・金曜日11時~17時、土曜13時~17時、木・日・祝日定休



賢く処分!


『週刊タイムス住宅新聞』引っ越しシーズン特集 賢く処分!
第1676号 2018年2月16日掲載

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