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2017年10月27日更新

こども絵画コンクール&リビングショウレポート「夢あふれる作品に笑顔広がる」

第31回沖縄県トータルリビングショウ(主催・沖縄タイムス社、タイムス住宅新聞社)が2017年10月20日~22日の3日間、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで開かれた。台風21号の影響で、屋外での出展や22日に予定されていた「第2回こども絵画コンクール」(主管・タイムス住宅新聞社、共催・インテリア産業協会沖縄支部)の表彰式は中止となったが、屋内での出展社や絵の展示会、講演会やパネルディスカッションは予定通り行われた。リビングショウの来場者は3日間で延べ2万3994人で、絵画展には延べ843人が訪れた。

自分の絵と記念撮影

県内の小学生が「あったらいいな」と思う家を描いた「こども絵画コンクール」の展示会場は、家族連れでにぎわった。夢がいっぱい詰まった入賞・入選作品180点がズラリと展示され、自分の作品の前で記念写真を撮る小学生の姿も目立った。西原町から来た40代の男性は「いろいろなアイデアが詰まった子どもたちの絵を見て、元気がもらえた」と話した。
審査員特別賞を受賞した浦崎未安さん(北国小1年)は、国頭村から父親や兄の斉磨くん(同小4年)と一緒に来場。「表彰式が無いのは残念だったけど、自分の絵が張られているのを見られて良かった」と笑顔で話した。

木造出展社が目立つ

リビングショウの出展業者は、ことしも木造住宅関係の業者が目立った。あちこちに木組みのブースが建ち、来場者はそれぞれの業者の特長をチェックし、建築費用などの質問をぶつけていた。
出展していた木造業者は「台風やシロアリの不安はだいぶ払しょくされているのを感じる。業者ごとの『色』を見比べて、本気で木造を建てようとしている人が増えている」と語った。


リビングショウには57社が出展。木造住宅を取り扱う業者が目立った

こども絵画コンクールの展示会場では、自分の作品を前に記念撮影をする小学生も多かった。どの子も誇らしげな顔だ

展示会場には入選・入賞作品180点を展示。来場者は「会場賞」の投票をするため、1点1点吟味して、お気に入りの作品を選んでいた。

展示会場前の廊下には、惜しくも入選を逃した作品も展示。残念そうに見つめる子や「あっ! ここに張られてる」と喜ぶ姿もあった

 

来場者の投票で会場賞決まる

来場者に、入選作品168点の中から、お気に入りの1点を選び投票してもらう「会場賞」が22日、決定した。3日間で438票が集まった。1位に輝いたのは大城翔愛くんの「海の家」。建物の立体感や色使いなどが評価された。2位は仲栄真花さんの「ねこと楽しくくらす家」。3位は西村楓花さんの「海底マンタハウス」が選ばれた。


1位(50票獲得)
大城翔愛くん(具志川小5年)
「海が大好き! 海の家!!」



2位(19票獲得)
仲栄真花さん(中城小4年)
「『ねこと楽しくくらす家』。私はアレルギーでねこがかえないので、アレルギーせいぶんをすいとってくれるそうちが全部の部屋についている家があったらいいなぁと思ってこの家をかきました」



3位(18票獲得)
西村楓花さん(白保小4年)
「『海底マンタハウス』。住んでみたいなぁー」


「会場賞」に選ばれた3人には、賞状と副賞を送るよ! 楽しみに待っていてね♪


パネルディスカッション
「建てたい時」が造り時

「今、家を建てるには2017」と題し、県主催のパネルディスカッションを開催。建築コストが上がる現状を踏まえ、家を建てる際の注意点についてパネリストが解説した。
本庄正之氏は坪単価について「床面積、工事面積のどちらで計算しているかで違う。仕上げや別途工事の範囲も確認を」と促した。饒平名知善氏は急増する木造の仕様に触れ、「九州向けサッシは県内向けに比べ耐風性能が低く、台風時にたわんで浸水する恐れがある」と指摘。金城傑氏は「ランニングコストを抑えるのも大事」とし、風を取り込む工夫を紹介した。望月保博氏はトラブルに陥らない心構えとして、「請負契約書を交わし、分からない点は遠慮なく聞いて」と呼び掛けた。武岡光明氏が今、建てるべきかを問うと、建築コストが下がる保証がない点や住宅ローンの低金利などを挙げ、「建てたい時が造り時」と話した。


写真左からパネリストの本庄氏、饒平名氏、金城氏、望月氏

コーディネーターの武岡氏


コーディネーター
武岡光明氏(T.武岡建築設計室代表者)

パネリスト
本庄正之氏((有)アトリエ・ノア代表取締役)
饒平名知善氏(アトリエPAD代表者)
金城傑氏((有)K・でざいん代表取締役)
望月保博氏(開法律事務所 弁護士)


講演会
「今、使っている物」をしまう!

収納王子 コジマジック氏

日本収納検定協会代表理事でテレビ番組でもおなじみ「収納王子コジマジック」こと小島弘章氏は、誰でも簡単にできる片付けのコツについて、関西弁で笑いを誘いつつ分かりやすく伝授。ポイントは「①出す②分ける③しまう、の順で進めること」とし、片付ける際は、「今、使っている物だけを選んで、しまう」ことが重要と力を込めた。
片付けで得られる「3大お得!」として、「探し物にかける時間、2度買いなどの無駄やイライラが減り、『時間』『お金』『心』の余裕が生まれる」ことを説明。「片付けは一生必要な技術。女性ならまずは自分が一番使う引き出しから、お子さんならおもちゃ箱から始めてみて!」と呼びかけた。また、これまで2000件以上の片付けをサポートしてきた経験から、片付けが苦手な人ほど自分にとって必要な物と不要な物が混在していることを説き、自身が取り組む「必要な物だけを選んで取り入れる『収育』を広めたい」と話した。


講演会
固定費見直し、増やして使う

岡田有里氏

ファイナンシャルアライアンス(株)沖縄支店の岡田有里さんは、「安心して未来を見通せる『豊かな人生』」を目指すため、これからの時代のマネープランについて講話。人生の3大支出である①教育費、②住宅ローン、③老後費用、への対策の立て方と考え方を話した。
子育て世代には、住宅ローンを借りる際の頭金の要不要、ローンの組み方について、「重要なのは払った上で幸せに過ごせるかどうか。ライフプランに応じた選択が大切」と説いた。また家庭で見直したい固定費として不必要な保険などを挙げ、「まずは家族の保険内容について確認を」と呼びかけた。収入が減る定年後に向けては、「ためながら増やして使う意識を持ってほしい」とアドバイス。その手段として、分散して投資できリスク回避がしやすいiDeCo(イデコ)やNISA(ニーサ)などを挙げ、「行動すれば情報が集まる。家計のドクターであるファイナンシャルプランナーを上手に使ってほしい」と呼びかけた。
 


毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1660号・2017年10月27日紙面から掲載

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