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2016年4月15日更新

若手向け学び場 6月にスタート|楽しい!ものづくり 沖縄未来建築塾2016より①

未来を担う若い世代に、ものづくりの楽しさを体験してほしい―。本連載では、、本年度からスタートする日本建築家協会(JIA)沖縄支部主催「沖縄未来建築塾」より、JIA会員らのエッセーや建築塾生の活動レポートを交え、ものづくりや建築の楽しさ、魅力を伝える。


沖縄の建築にまつわるクイズを行った「こども建築家になろう」の様子。伝統的家屋や赤瓦などにみんな興味津々(沖縄県立博物館・美術館、平成28年3月)


JIA沖縄支部では「琉球浪漫」と題して、毎年建築展や講演会などを行っています。今年は3月15日から20日まで沖縄県立博物館・美術館で、「けんちくかってなぁ―に」をテーマに開催。好評を得ました。
今回のキーワードは、ずばり「こども=未来」。秘密基地をつくる「こどもけんちくワークショップ」や、沖縄建築についてのクイズ「こども建築家になろう」などの企画を展開しました。参加した子どもたちが夢中になって秘密基地をつくる姿に、建築の面白さを知ってもらう機会を設けることの大切さを感じました。幼いときの記憶は生涯の宝になり、モノづくりの楽しさを体感することは、子どもの豊かな感性を伸ばしていくことにつながります。

みんなで学ぶ建築の面白さ
若手育成を目的とした次なる仕掛けは、6月からスタートする「沖縄未来建築塾」です。若い人や子どもたちに向けた新たな取り組みで、建築をめぐるさまざまなことを「知る・学ぶ・体験する」ための塾を開設します。
塾は二つの枠組みで構成します。一つは「おとなフィールド」。40歳未満の建築業従事者や建築系学生が対象です。国内外で活躍する著名建築家や県内の建築家など、多彩な講師による講座をはじめ、エキスパートと巡るまち歩きや視察旅行など、幅広く建築を学べる塾を予定しております。
もう一つは「こどもフィールド」。沖縄の未来を支える子どもたち向けの「ものづくりワークショップ」などを開催します。また、中高生を対象に建築の魅力を伝えながら将来の進路をともに考える場も設けます。
現在、建築業界では若手の人材不足が懸念され、人材育成が急務となっております。「沖縄未来建築塾」は、普段、職場の中で触れる機会の少ない建築にまつわる倫理観、本土の建築潮流をはじめ、沖縄の独自性を合わせて学ぶことのできる場となればと思っています。
ものづくりのよろこびを体験できる、建築への興味がさらに広がる、そして何より、肩肘張ることなく楽しんでもらえればと願っているところです。 
(公社)日本建築家協会(JIA)沖縄支部 教育研修・実務訓練委員会 美濃 祐央(建築家)


 沖縄未来建築塾 
◆おとなフィールド
対象:40歳未満の建設業やものづくり、まちづくりに携わる人や産官学のみなさん。建築系の大学、専門学校生
内容:活躍中の建築家によるセミナー、課題設計、まち歩きや建築・デザイン視察旅行など
◆こどもフィールド
対象:建築やものづくりに興味のある小、中高生
内容:「つくる」をテーマに構造物の仕組みの解説やものづくりの現場見学、自由研究ワークショップなど
■期間、料金など応募についての詳細は、5月末に JIA沖縄支部のホームページなどで掲載します。
 http://www.jia‐okinawa.org
 
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞 第1580号・2016年4月15日紙面から掲載

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