【沖縄】暮らしにアウトドア(16)|タイムス住宅新聞社ウェブマガジン

沖縄の住宅建築情報と建築に関わる企業様をご紹介

タイムス住宅新聞ウェブマガジン

スペシャルコンテンツ

地域情報(街・人・文化)

2022年7月1日更新

【沖縄】暮らしにアウトドア(16)

沖縄ヤマハ(那覇市曙)の店内でアウトドアグッズコーナー「燈人」を担当する與那嶺康貴さんがアウトドアギアを紹介します。

地域情報(街・人・文化)

タグから記事を探す

外カリッ、中とろ~ ホットサンドメーカー

那覇市曙にあるバイク店・沖縄ヤマハの店内で「燈人」というアウトドアグッズコーナーを担当している與那嶺康貴です。今回は、人気のホットサンドメーカーを紹介します。キャンプだけでなく、オウチでの朝食やおやつ作りにも重宝しますよ!


食パン2枚が並べて焼け、2枚分のホットサンドが1度に焼ける「キューバサンドメーカー(ハイマウント社)」

手軽なキャンプ飯

キャンプやアウトドアを始めるきっかけとして「外で食べる料理がおいしいから!」という方も多いと思います。ただの食いしん坊と思われがちですが(笑)、実は「転地効果(普段と違う場所なので五感を刺激している)」などの心理学的見解や、単純に「焼きたて熱々の料理を、その場ですぐ食べられるから」ということも関係してるとか。

そんなキャンプ飯の中でも特に人気の「ホットサンド(メーカー)」を紹介します。

ホットサンドメーカーが日本で販売されたのは約40年前、ブラジル製の同器具を見た渡辺万三男さんが、日本のサイズで製品化し商品名を「バウルー」としたのが始まりのようです。

フライパンを2枚合わせたような構造で、中にパンと具材を入れてプレスします。両面を約1分半〜2分ずつ焼くだけという、超お手軽なこともキャンパーに愛される理由です。

トースターと違って外側だけ焼かれるので、外はカリッと、中はとろーりとした食感です。プレスする際にパンの縁を密封するため、具材がはみ出ず食べやすいことから、小さなお子様がいるファミリーキャンプでも重宝します。

さまざまなメーカーから登場しているホットサンドメーカー。価格は3000円~8000円ほど


パン以外を焼くのも楽しい。「のーまんじゅう」を焼いてみたが外側は香ばしく、あんはとろーりとしていて、なかなかイケた

分解してグリルパンとしても使えるタイプはキャンプでも重宝


サイズ別 おすすめ2選

特におすすめしたいホットサンドメーカーが二つあります。まず一つ目は、「キューバサンドメーカー」(ハイマウント社)=右上写真。映画「シェフ 三つ星フードトラック始めました」の劇中に出てくるようなしっかりプレスされたキューバサンドが作れます。通常の約2倍のサイズで食パンなら、2枚を並べて置けます。つまり4枚の食パンを使って、2枚分のホットサンドが同時に焼けるのです! しかも分解すれば2枚のグリルパンとしても使用できる優れもの。最近はI H対応も発売されています。

もう一つが「ホットサンドソロ」(4w1h燕三条キッチン研究所)=右。こちらは食パン1枚を折り曲げて作るホットサンドメーカーです。1人暮らしの朝食やソロキャンパーに人気。熱伝導が早いアルミニウム合金なので素早く焼き上がります。波形の縁で、中の具がこぼれにくいのも特徴です。

食事系ホットサンドだけでなく、工夫次第でデザート系も作れちゃいます。きっとあなたの調理の幅がぐんと広がることでしょう!
 

食パン1枚を折り曲げて焼く「ホットサンドソロ(4w1h燕三条キッチン研究所)」

よなみね・やすたか
よなみね・やすたか/沖縄ヤマハ内のキャンプギアコーナー「燈人(ともしびと)」スタッフ。店舗は那覇市曙1-8-10、電話098・867・3359
www.ysp-nahaakebono.com

毎週金曜発行・週刊タイムス住宅新聞
第1904号・2022年7月4日紙面から掲載


 

地域情報(街・人・文化)

タグから記事を探す

この連載の記事

この記事のキュレーター

スタッフ
週刊タイムス住宅新聞編集部

これまでに書いた記事:2395

沖縄の住宅、建築、住まいのことを発信します。

TOPへ戻る