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2021年12月31日更新

[沖縄・住まいから考えようSDGs]再利用可能な型枠がカギ|(株)RCワークス

住宅設計・施工・販売を手掛ける㈱RCワークスは、強化プラスチック製の型枠を使った鉄筋コンクリート造(RC造)の工法「RCーZ工法」を採用している。型枠は再利用でき、廃棄物の削減につながる。同工法を用いた宜野湾市佐真下のモデルハウスでは、狭小地でも充実した住空間を体感できる。

 RCワークス「RC-Z工法」モデルハウス モデルハウス2階LDKは広さ20帖。天井高も2.6メートルあってゆったり。左手前のドアが洗面脱衣室、浴室につながる。「構造的に間仕切り壁の位置替えがしやすく、ライフスタイルが変わっても長く住み続けられるつくり」と宮田さん
モデルハウス2階LDKは広さ20帖。天井高も2.6メートルあってゆったり。左手前のドアが洗面脱衣室、浴室につながる。「構造的に間仕切り壁の位置替えがしやすく、ライフスタイルが変わっても長く住み続けられるつくり」と宮田さん
 

  

多様な使い方できる屋上テラス

従来の合板型枠は、コンクリートから剥がすとぼろぼろで使い回しが難しい。

一方、「RCーZ工法」で使う強化プラスチック製の型枠は、コンクリートから簡単に剥がれて再利用が可能。内壁側の型枠には特殊な断熱ボードを使い、取り外し不要、直接クロスが張れることもあり、工期や人件費が抑えられるという。同社営業部の宮田宗明さんは、「廃棄物の削減につながる環境にやさしい工法。コンクリートの表面が滑らかに仕上がり、見た目が美しいのも特徴です」と話す。

同工法を用いた建売住宅で、同社が掲げるコンセプトは「プライベートマンション」。小さな敷地でも最大限に有効利用しつつコストを抑え、広々と充実した住空間を作る。「さらに、駐車場は標準で2台、庭代わりに使える屋上テラスはお客さまから選ばれるポイントになっています」と宮田さん。


狭い敷地有効活用

それを体感できるのが、佐真下のモデルハウス。たった28坪の敷地に3階建ての住宅。間取りは4LDK+屋上テラスとなっている。

生活の中心になるLDKは、プライバシーが確保しやすく開放感のある2階に。「同階に水回りを設けて、家事のしやすさにも配慮。RC造の一戸建てだから周囲の音も気になりにくい」。屋上のテラスからは周辺の景色を一望。「庭代わりに使うも良し、屋上緑化や太陽光発電システム設置など多様な使い方ができます」

見学は要予約。電話=098・987・0063。営業は6日(木)から。営業時間は午前9時~午後6時(水曜定休)。

広さ15.7坪の屋上テラス。同社の建売住宅のほとんどに設けられており「お客さまから注目を集めている」と宮田さん。多様な使い方が可能
広さ15.7坪の屋上テラス。同社の建売住宅のほとんどに設けられており「お客さまから注目を集めている」と宮田さん。多様な使い方が可能
 

3階主寝室。広さは8.9帖、ウオークインクローゼット付き。その他の個室は同階に2室、1階に1室ある

3階主寝室。広さは8.9帖、ウオークインクローゼット付き。その他の個室は同階に2室、1階に1室ある
 

モデルハウスの外観。3階建てで2台分の駐車場を確保


問い合わせ
 (株)RCワークス
 電話098・987・0063
 https://www.rcworks.jp/


毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1878号・2021年12月31日(第1集)紙面から掲載

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