特集・企画
2021年10月15日更新
[タイムス住宅新聞社賞・インテリア産業協会賞・審査員特別賞]第6回こども絵画コンクール 入賞作品が決定!
子どもたちの夢の家を募った「第6回こども絵画コンクール」(主管・タイムス住宅新聞社、共催・インテリア産業協会沖縄支部)の入賞作品を一挙に紹介。応募数は例年の約2倍にのぼる808点。今回の作品には、家族や友だちがたくさん描き込まれたものが多く、アフターコロナへの希望をのぞかせた。また、SDGsやオリンピックといった時勢を感じさせるものもあった。
第6回こども絵画コンクール 入賞作品
長嶺満穂さん うるま市立兼原小6年
『遊び、学び、暮らしのある木の家』
家族の好きな物を取り入れた大きな木の家です。地震などの災害がおきた時でも地下室で暮らせるようになっています。普段の楽しい生活から、災害まで対応できるいろいろなアイデアが出てきて、夢中になって描きました。
審査講評
どっしりと中央に根を張る大木の各層に、それぞれ特徴のある部屋割りがいいですね。最上階では星空を観察でき、プールや図書室はこどもたちのエンジョイスペース。枝分かれした部屋のオーディオルームはお父さんが喜びそうだね。災害が起きたときのための地下室まであり、こんな家に住めたらハッピーで安心だよね。(石川)
吉濱日彩(よしはまひいろ)さん 浦添市立前田小4年
『マングローブの楽園』
人と生き物が仲良くくらしていけるしぜんいっぱいのおうちをイメージしてえがいていきました。マングローブを見に行って観察して何日もかけて描きました。根っこのお部屋を細かく描くのが難しかったです。すべり台がお気に入りです。
審査講評
この作品は、食事をする部屋・本を読む部屋・音楽に合わせて踊る部屋など、いろいろな部屋の様子が細かく丁寧に描かれています。また、そこで暮らす人の表情も豊かで、とても楽しいおうちであることが伝わってきます。感心するのは各部屋の壁紙などのインテリアが、豊かな発想で全て違うデザインで表現しているところ。将来、インテリアデザイナーになれるのではないでしょうか。(江橋)
◇◆審査員特別賞(4点)◆◇
山城叶和(とわ)さん 沖縄市立諸見小1年
『みらいのおうち』
クワガタやカブトムシの中にお部屋がある家です。夏休みにクワガタを捕りに行って、虫や木を観察しながら描きました。いっぱい描いて一番お気に入りの絵を選びました。森の中の大きな木に家をつくって大好きな虫たちと一緒に暮らしたいです。
審査講評
大きな木が「おうち」で、クワガタやカブトムシが「おへや」、自然が大好きなんですね。おいしそうな果物を目指して登っていく虫の姿もよく描かれています。特に、大好きな虫と一緒に移動できる部屋という、ユニークな発想には驚きました。コロナ禍でもどこへでも行けそうですね。森の中で虫たちと一緒に過ごす「みらいのおうち」を一生懸命描いているのが伝わってくる、発想力豊かな作品です。(山城)
仲宗根朝陽(あさひ)さん 西原町立西原東小3年
『四季の家』
冬はかまくら、秋はテニス、夏はプール、春は桜満開のイメージで家を描きました。季節を家の中でたのしめそうです。好きな季節に行ってやりたいことができる夢のような家があったらいいなと思い描きました。描きながら、みんなの笑顔も想像して、楽しい気分になりました。
審査講評
ひとりひとりの表情がとても豊かに描かれ、明るい家族を想像させます。太陽の部屋で水泳、冬のかまくらで、ペットのイヌやネコとだんらん。今はなかなか外で思い切り遊べないけど、コロナ感染が落ち着けば、沖縄の自然を楽しみ、自由に旅行に出かけて雪国の素晴らしい文化に触れる日が待ち遠しくなります。(石川)
兼行恵憐安(かねゆきえれあ)さん 島尻特別支援学校小学部5年
『大好きなだんごのいえ』
だんごのいえには、トイレもベッドもあるよ。なんでもあって住みやすいよ。ダンスしたり、お庭で砂あそびしたりして楽しいから、みんな遊びに来てね! 大好きなおだんごを大きな丸にするところをがんばりました。賞をもらえて、とてもうれしいです。
審査講評
なんでもあるだんごの家! テレビに扇風機!音楽にのって楽しくダンスを踊る恵憐安さんの姿が最高です。一緒に踊りたくなりますね。音符やハート、笑顔がいっぱいで楽しさが伝わってくる絵です。一生懸命色ぬりしたことが伝わる、鮮やかなだんごの色もすごいですね。上手に仕上げた作品に感動です。(金城)
喜久里波美(ななみ)さん 那覇市立古蔵小6年
『運動不足解消ハウス』
家の中でもたくさん運動ができるようにターザンロープやウオータースライダー、スケートなどを描きました。私のやりたいことがつまっていて友達がよく遊びにくるにぎやかな家です。受賞できてうれしい!
審査講評
子どもたちも外で遊ぶことが制限されている中で運動不足になりがちなのでしょうか? この作品のタイトルがユニークです。アイススケート場・バスケットコート・ウオータースライダー・ボルダリングなど、たくさんの施設がとてもよく描けています。運動の後にはハンモックで休憩したり、温泉にも入れたりするようです。友達と楽しく遊んでいる姿がよく表現されていますね。(江橋)
\第6回こども絵画コンクール 入賞・入選紹介/
●最優秀賞・優秀賞
●入選者名簿
●[展示会案内]スクエア泡瀬で10月30日~11月7日まで!
●総評・審査の様子
●[協賛企業]こどもの未来を応援します
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1867号・2021年10月15日紙面から掲載
◇◆タイムス住宅新聞社賞◆◇
長嶺満穂さん うるま市立兼原小6年
『遊び、学び、暮らしのある木の家』
家族の好きな物を取り入れた大きな木の家です。地震などの災害がおきた時でも地下室で暮らせるようになっています。普段の楽しい生活から、災害まで対応できるいろいろなアイデアが出てきて、夢中になって描きました。
審査講評
どっしりと中央に根を張る大木の各層に、それぞれ特徴のある部屋割りがいいですね。最上階では星空を観察でき、プールや図書室はこどもたちのエンジョイスペース。枝分かれした部屋のオーディオルームはお父さんが喜びそうだね。災害が起きたときのための地下室まであり、こんな家に住めたらハッピーで安心だよね。(石川)
◇◆インテリア産業協会賞◆◇
吉濱日彩(よしはまひいろ)さん 浦添市立前田小4年
『マングローブの楽園』
人と生き物が仲良くくらしていけるしぜんいっぱいのおうちをイメージしてえがいていきました。マングローブを見に行って観察して何日もかけて描きました。根っこのお部屋を細かく描くのが難しかったです。すべり台がお気に入りです。
審査講評
この作品は、食事をする部屋・本を読む部屋・音楽に合わせて踊る部屋など、いろいろな部屋の様子が細かく丁寧に描かれています。また、そこで暮らす人の表情も豊かで、とても楽しいおうちであることが伝わってきます。感心するのは各部屋の壁紙などのインテリアが、豊かな発想で全て違うデザインで表現しているところ。将来、インテリアデザイナーになれるのではないでしょうか。(江橋)
◇◆審査員特別賞(4点)◆◇
山城叶和(とわ)さん 沖縄市立諸見小1年
『みらいのおうち』
クワガタやカブトムシの中にお部屋がある家です。夏休みにクワガタを捕りに行って、虫や木を観察しながら描きました。いっぱい描いて一番お気に入りの絵を選びました。森の中の大きな木に家をつくって大好きな虫たちと一緒に暮らしたいです。
審査講評
大きな木が「おうち」で、クワガタやカブトムシが「おへや」、自然が大好きなんですね。おいしそうな果物を目指して登っていく虫の姿もよく描かれています。特に、大好きな虫と一緒に移動できる部屋という、ユニークな発想には驚きました。コロナ禍でもどこへでも行けそうですね。森の中で虫たちと一緒に過ごす「みらいのおうち」を一生懸命描いているのが伝わってくる、発想力豊かな作品です。(山城)
仲宗根朝陽(あさひ)さん 西原町立西原東小3年
『四季の家』
冬はかまくら、秋はテニス、夏はプール、春は桜満開のイメージで家を描きました。季節を家の中でたのしめそうです。好きな季節に行ってやりたいことができる夢のような家があったらいいなと思い描きました。描きながら、みんなの笑顔も想像して、楽しい気分になりました。
審査講評
ひとりひとりの表情がとても豊かに描かれ、明るい家族を想像させます。太陽の部屋で水泳、冬のかまくらで、ペットのイヌやネコとだんらん。今はなかなか外で思い切り遊べないけど、コロナ感染が落ち着けば、沖縄の自然を楽しみ、自由に旅行に出かけて雪国の素晴らしい文化に触れる日が待ち遠しくなります。(石川)
兼行恵憐安(かねゆきえれあ)さん 島尻特別支援学校小学部5年
『大好きなだんごのいえ』
だんごのいえには、トイレもベッドもあるよ。なんでもあって住みやすいよ。ダンスしたり、お庭で砂あそびしたりして楽しいから、みんな遊びに来てね! 大好きなおだんごを大きな丸にするところをがんばりました。賞をもらえて、とてもうれしいです。
審査講評
なんでもあるだんごの家! テレビに扇風機!音楽にのって楽しくダンスを踊る恵憐安さんの姿が最高です。一緒に踊りたくなりますね。音符やハート、笑顔がいっぱいで楽しさが伝わってくる絵です。一生懸命色ぬりしたことが伝わる、鮮やかなだんごの色もすごいですね。上手に仕上げた作品に感動です。(金城)
喜久里波美(ななみ)さん 那覇市立古蔵小6年
『運動不足解消ハウス』
家の中でもたくさん運動ができるようにターザンロープやウオータースライダー、スケートなどを描きました。私のやりたいことがつまっていて友達がよく遊びにくるにぎやかな家です。受賞できてうれしい!
審査講評
子どもたちも外で遊ぶことが制限されている中で運動不足になりがちなのでしょうか? この作品のタイトルがユニークです。アイススケート場・バスケットコート・ウオータースライダー・ボルダリングなど、たくさんの施設がとてもよく描けています。運動の後にはハンモックで休憩したり、温泉にも入れたりするようです。友達と楽しく遊んでいる姿がよく表現されていますね。(江橋)
\第6回こども絵画コンクール 入賞・入選紹介/
●最優秀賞・優秀賞
●入選者名簿
●[展示会案内]スクエア泡瀬で10月30日~11月7日まで!
●総評・審査の様子
●[協賛企業]こどもの未来を応援します
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1867号・2021年10月15日紙面から掲載