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2021年10月15日更新

【沖縄ペット】傷付いた壁紙の補修|ねこと暮らそう[19]

文・写真 田場正親
たば・まさちか/猫や犬の殺処分数や、飼育できる物件の少なさに衝撃を受け、「足りないのは愛情よりシステム(部屋)」を合言葉に、猫専用アパート「まやちぐら」を夫婦でゼロから作っちゃった猫好きな人。犬も好き。

傷付いた壁紙の補修
DIYで傷防止仕様に

わが家の壁紙は、猫が爪研ぎをしにくいように、ツルツルしていて爪が引っかかりづらいものを使っています。が、ついにボロボロになりました(笑)。トイレ横の腰壁部分が現場です。爪研ぎというより、2匹で追いかけっこやプロレスごっこをしている時に、爪が当たったり蹴ったりして傷が付いたのかなと推測しています。爪研ぎは防止できても、やんちゃな傷までは防止できず…。

そんなわけで、この壁紙をDIYで修繕しようと思い立ちました。



材料は全て100円グッズ
傷や汚れの範囲が大きいので部分的に隠すのではなく、トイレ横の腰壁一面をシートで隠す方法を選択。元の壁紙に似たものだと修繕っぽさが出るかなと思ったので、あえてれんが調のデザインを選び、アクセントカラーのような感じに仕上げようと考えました。

用意したのはデザインシート、シートを貼るためのヘラ、仕上げ用の爪研ぎ防止シートの三つ。全て100円ショップの商品です。

手順は、傷付いた壁紙の上にれんが調のデザインシートを貼り、その上から爪研ぎ防止シートを貼るだけ。

しかし、初めてDIYで修繕したからか、ちゃんと長さを測ってシートを切っても、少し余ったり足りなかったり。また、真っすぐ貼れているのか途中まで分からなかったり、空気が入ったりと、なかなか苦戦しました。単に不器用なだけかもしれませんが(笑)。

空気目立たないれんが調の柄

それでも30分かけて貼り終えると、傷が無くなって気分も良い。元の壁紙が傷でボコボコなので空気が入るのは覚悟の上でしたが、れんが調の柄によって空気が入っても目立ちにくかったのは良かったです。単色や薄い柄だと空気による膨らみが分かりやすく見えてしまう可能性が高いので、同じような修繕を考えている方は参考にしてみてください。

仕上げの爪研ぎ防止シートは透明で、ザラザラな質感。空気は入りやすいですが目立ちにくく、やんちゃな傷さえもガードしてくれそうです。「傷防止のために部屋全体に貼りたい」というのであれば、腰高1メートルほどでも十分だと思います。

DIYなので多少寸足らずだったり不格好な点もありますが、それもご愛(あい)嬌(きょう)。どうしてもピッタリ美しい仕上がりを望む方は業者さんに相談した方が良いかもしれません。

いずれにしても、パワーアップした壁紙がかなり満足する仕上がりになったおかげで、気持ちがよく、猫たちが暴れても懐深く見守れる環境になりました。今後の猫LIFEがより楽しめそうです。



Before
トイレ横の傷付いた壁紙。爪が刺さった時の傷以外にもツッパリ棒の跡などもあってヒドい状態




仕上げに貼った爪研ぎ防止シート。透明タイプで壁紙の雰囲気を邪魔しにくく、程よいザラザラ感で丈夫な印象

修繕後の壁紙。れんが調の柄が「修繕しましたよ」感を出しにくくしてくれている。仕上げの爪研ぎ防止シートも目立ちにくく自然な仕上がり
 

文・写真 田場正親
たば・まさちか/猫や犬の殺処分数や、飼育できる物件の少なさに衝撃を受け、「足りないのは愛情よりシステム(部屋)」を合言葉に、猫専用アパート「まやちぐら」を夫婦でゼロから作っちゃった猫好きな人。犬も好き。
 

毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1867号・2021年10月15日紙面から掲載

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