特集・企画
2020年1月24日更新
小さな一歩を習慣に!|今日から始める!ライフオーガナイズ[10]
文・嘉手苅 麗子(ライフオーガナイザーⓇ)新年を機に、「しっかり家計管理したい」「毎月ちゃんと貯金したい」と思うものの、なかなかうまくいかない現実。行動が習慣になるまでには平均66日かかると言われています。貯金体質に近づくため、無理なく長期間にわたって継続できる小さな習慣をご紹介します。
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ちりも積もれば山となる
三つのマイルールで無理なし
ATMを利用して小銭貯金
小銭が入金できるATMを見つけたら、財布に入っている小銭を入金します。マイルールは三つ。
◆入金は50円以下。小銭をすべて入金してしまうとお札を崩すことになり、予算が崩れやすい。「使える小銭がある」と思えることで精神的にもゆとりが持てる。
◆混んでいたらパス。混んでいる時や駐車できない場合は入金しない。義務化するとストレスになるので無理はしないで。
◆必ず記帳。貯まっていく金額を見ると、モチベーションもあがり、入金に行くのが楽しみに。貯金箱に貯めるよりも「ちりも積もれば山となる」ことを即座に実感できます。
【ルール1 入金するのは50円玉以下の硬貨】
お財布の中の効果をすべて入金すると使えるお金が少なくなるストレスから、小銭貯金が続かない。ハードルはあくまで低く!
【ルール2 混んでいる時は次に繰り越し】
「毎日入金」「小銭を入金できるATMを見つけたら入金」をルールにしてしまうと、だんだん苦痛に。ゆるく続けることが長続きの秘けつ!
【ルール3 入金したら必ず記帳する】
少しずつでも、どんどん貯まっていく通帳をみると、貯める意欲もわいてくる。貯める専用の通帳にして一定額が貯金できるまで引き出さない!
ゲーム感覚で達成感積み重ねて
積立貯金は複数を少額で
積立貯金は少額を複数に分散。金額は頑張りすぎず、少額に設定するのがポイント。余裕が出てきたら、金額を増やせばOKです。
また保険の仕組みを上手に活用するのも手。人は得をするより損をしたくない心理が強く働きます。そこで私は、手を付けない貯蓄として低解約返戻金型終身保険を利用しています。これは、通常の終身保険よりも保険料の払込期間中の解約返戻金を低く抑えることで、保険料を割安にしている保険です。例えば、保険を解約して自由に使えるお金が月3000円増えたとして、生活は潤うのかを考えてみましょう。実際は気づかないうちになくなってしまうような、お菓子や雑貨、飲み代では?
なお、このタイプの保険は、払込期間が終わってから解約すると、解約返戻金が増えて戻ってきます。
今日からできること
記帳で見える化し現状を把握
小さなことを習慣化。いきなり大きなことに挑戦する必要はありません。まずはひとつだけでもいいので、「これならできそう」と簡単にチャレンジできることから始め、貯まる仕組みをつくりましょう。
■ライフオーガナイズとは…
ものの要・不要の区別ができるスキル、思考や時間・情報の整理術、再現性のある具体的な片づけ・収納の技術を総合的にまとめた、人生を最適化するための考え方。ライフオーガナイザーⓇは、一般的な整理収納の手法をあてはめるのではなく、クライアントの価値観に寄り添い、暮らしに合った片づけの仕組みづくりをサポートする。(一社)日本ライフオーガナイザー協会「ライフオーガナイズの教科書」より
かでかる れいこ (有)トクマサ工業La.fit (098-974-0967)にて「住んで感じる。暮らして分かる。」をテーマに住む人、使う人にとって納得できる家づくりや家計の整え方を提案。お金に関連する資格も複数取得。片づけも家計整理も分かりやすく、楽な方法を探すのが得意。
三つのマイルールで無理なし
ATMを利用して小銭貯金
小銭が入金できるATMを見つけたら、財布に入っている小銭を入金します。マイルールは三つ。
◆入金は50円以下。小銭をすべて入金してしまうとお札を崩すことになり、予算が崩れやすい。「使える小銭がある」と思えることで精神的にもゆとりが持てる。
◆混んでいたらパス。混んでいる時や駐車できない場合は入金しない。義務化するとストレスになるので無理はしないで。
◆必ず記帳。貯まっていく金額を見ると、モチベーションもあがり、入金に行くのが楽しみに。貯金箱に貯めるよりも「ちりも積もれば山となる」ことを即座に実感できます。
【ルール1 入金するのは50円玉以下の硬貨】
お財布の中の効果をすべて入金すると使えるお金が少なくなるストレスから、小銭貯金が続かない。ハードルはあくまで低く!
【ルール2 混んでいる時は次に繰り越し】
「毎日入金」「小銭を入金できるATMを見つけたら入金」をルールにしてしまうと、だんだん苦痛に。ゆるく続けることが長続きの秘けつ!
【ルール3 入金したら必ず記帳する】
少しずつでも、どんどん貯まっていく通帳をみると、貯める意欲もわいてくる。貯める専用の通帳にして一定額が貯金できるまで引き出さない!
ゲーム感覚で達成感積み重ねて
積立貯金は複数を少額で
積立貯金は少額を複数に分散。金額は頑張りすぎず、少額に設定するのがポイント。余裕が出てきたら、金額を増やせばOKです。
また保険の仕組みを上手に活用するのも手。人は得をするより損をしたくない心理が強く働きます。そこで私は、手を付けない貯蓄として低解約返戻金型終身保険を利用しています。これは、通常の終身保険よりも保険料の払込期間中の解約返戻金を低く抑えることで、保険料を割安にしている保険です。例えば、保険を解約して自由に使えるお金が月3000円増えたとして、生活は潤うのかを考えてみましょう。実際は気づかないうちになくなってしまうような、お菓子や雑貨、飲み代では?
なお、このタイプの保険は、払込期間が終わってから解約すると、解約返戻金が増えて戻ってきます。
今日からできること
記帳で見える化し現状を把握
小さなことを習慣化。いきなり大きなことに挑戦する必要はありません。まずはひとつだけでもいいので、「これならできそう」と簡単にチャレンジできることから始め、貯まる仕組みをつくりましょう。
■ライフオーガナイズとは…
ものの要・不要の区別ができるスキル、思考や時間・情報の整理術、再現性のある具体的な片づけ・収納の技術を総合的にまとめた、人生を最適化するための考え方。ライフオーガナイザーⓇは、一般的な整理収納の手法をあてはめるのではなく、クライアントの価値観に寄り添い、暮らしに合った片づけの仕組みづくりをサポートする。(一社)日本ライフオーガナイザー協会「ライフオーガナイズの教科書」より
かでかる れいこ (有)トクマサ工業La.fit (098-974-0967)にて「住んで感じる。暮らして分かる。」をテーマに住む人、使う人にとって納得できる家づくりや家計の整え方を提案。お金に関連する資格も複数取得。片づけも家計整理も分かりやすく、楽な方法を探すのが得意。
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1777号・2020年1月24日紙面から掲載
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