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2020年3月27日更新

デスクを整理し作業効率アップ!|今日から始める!ライフオーガナイズ[12]

文・じゃなくにこ(ライフオーガナイザーⓇ) デスクが整理されていないと「何がどこにあるか、すぐに分からない」という事態に陥ってしまいがち。使いたいものが使いたいときに見つからないと、仕事の効率は確実に落ちてしまいます。また、収納しきれないものがデスクの上に散らかっていると、作業するためのスペースも狭くなってしまうでしょう。少しでも作業効率を上げるには、デスクの整理は必要なのです。

デスクを整理し作業効率アップ!

モノを探さずにすむ収納のポイント
分かりやすく、取り出しやすい

まずはモノの定位置を決めること。何をどこに置くのか決めてしまうことで「モノを探す」ことがなくなります。またモノの量は最小限に抑えるようにしましょう。必要のないモノは処分し、できるだけモノを少なくすることで整理が簡単になります。

収納する際のポイントは「分かりやすく、取り出しやすい」こと。基本的なデスク上のレイアウト、引き出しの機能をまとめた右のイラストを参考に、ご自分が使いやすいデスクをつくってみてはいかがでしょうか。

最近ではいろいろなカタチのデスクや、デスクの使い方があります。例えば、フリーデスクで毎日の気分や作業内容で座る場所を変えたり、立ったまま作業をするスタンディング型デスクだったり。その場合、使うモノだけを手持ちファイルボックスに入れて移動する方法もあります。


今日からできるコト
使わないものを処分

 インクが切れたペンや不要になったメモ。粘着が悪くなった付箋を処分しましょう。きっと小さなストレスがひとつ減りますよ。


デスク上の基本的なレイアウト
基本、デスクの上は業務に必要なモノだけを置くように心がけましょう。電話や文具類は、利き手やデスクの配置に合わせ使いやすい場所に置くのがオススメ。例えば右利きの人なら、電話は左に、ペンやメモ帳は右に。左利きの人は逆に配置します。電話を利き手の逆に置くことで、受電時にスムーズにメモを取ることができます。

参考文献:一般社団法人日本ライフオーガナイザー協会代表理事 髙原真由美監修「徹底図解 成果が必ず出る! ビジネス整理術」(日本文芸社)



引き出しの基本的な機能
・引き出し中央部:基本的に何も入れない。一時的な書類の借り置き場
・1番目の引き出し:ハサミやクリップなど小物文具を置く。よく使うモノほど手前に置くと便利。
・2番目の引き出し:電卓やパンチなど大きめな文具類。名刺や私物はここに置く。
・3番目の引き出し:ファイリングされた保管書類や書籍。ファイルボックスでジャンル分けして取り出しやすい量にする。
・デスクの足元には何も置かないようにする。

参考文献:一般社団法人日本ライフオーガナイザー協会代表理事 髙原真由美監修「徹底図解 成果が必ず出る! ビジネス整理術」(日本文芸社)


■ライフオーガナイズとは…
ものの要・不要の区別ができるスキル、思考や時間・情報の整理術、再現性のある具体的な片づけ・収納の技術を総合的にまとめた、人生を最適化するための考え方。ライフオーガナイザーⓇは、一般的な整理収納の手法をあてはめるのではなく、クライアントの価値観に寄り添い、暮らしに合った片づけの仕組みづくりをサポートする。(一社)日本ライフオーガナイザー協会「ライフオーガナイズの教科書」より



じゃな・くにこ。1965年石垣市出身那覇市在住。事務職歴30年。協会認定のSOマークを取得し個人事業主向けのファイリングや経理業務サービスを中心に行っています。SOHOオーガナイザーⓇ・ライフオーガナイザーⓇ・リユースマスター2級・整理収納アドバイザー2級

毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1786号・2020年3月27日紙面から掲載

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