DIY
2019年5月10日更新
ようこそ♪DIYの世界へ「角のビスは互い違いに」
#14 さまざまな家具の基本となる角スツール。作る時は「隣り合う面では互い違いになるようビスを打つ」「クランプの使い方」などがポイントになります。
文・島袋清成
角スツールを作る
▲角スツール
クランプの使い方工夫
今回作る角スツールは、長さを変えればベンチに、周りを囲めば箱にと、いろいろな家具を作る基本となります。一番のポイントは、角を挟んで隣り合う面に打つビス。木材の中でビス同士がぶつからないよう、片面は中央に1本、別の面は中央を避けて2本という具合で、互い違いにビスを打ちます。細いスリムビスを使うのも、よりぶつかりにくくするためです。
また、ドリルドライバーでビスを打つとき、これまでは「上から押さえつけるように」と説明してきました。しかし今回は、上からだと不安定になる場合があるので、横から打ちます。
材料を固定するクランプも、どうすればうまく固定できるか工夫しなければいけないので、使い方も上達すると思います。
材料
・ホワイトウッド
2×2(厚さ38ミリ×幅38ミリ×長さ1830ミリ)…2本
2×4(厚さ38ミリ×幅89ミリ×長さ910ミリ)…1本
・スリムビス(長さ70ミリ×太さ3.8ミリ)…32本
使う道具
・ドリルドライバー
・クランプ
・メジャー
・スコヤ
・木工用接着剤
・紙やすり
・鉛筆
木取り図
※角スツールをプレゼント応募はココから
島袋清成(しまぶくろ・きよなり)
/INTERIAN代表、DIYコンシェルジュ。カルチャースクールなどで、初心者向けのDIY講座を担当する。2008年、沖展木工芸部門入選。沖縄アートフェスティバル宮島達男賞受賞。
050-1240-4059
<ようこそ♪DIYの世界へ 過去記事一覧>
編集/出嶋佳祐
毎週金曜日発行・週刊タイムス住宅新聞
第1740号・2019年5月10日紙面から掲載
この連載の記事
この記事のキュレーター
- スタッフ
- 出嶋佳祐
これまでに書いた記事:224
編集者
「週刊タイムス住宅新聞」の記事を書く。映画、落語、図書館、散歩、糖分、変な生き物をこよなく愛し、周囲にもダダ漏れ状態のはずなのに、名前を入力すると考えていることが分かるサイトで表示されるのは「秘」のみ。誰にも見つからないように隠しているのは能ある鷹のごとくいざというときに出す「爪」程度だが、これに関してはきっちり隠し通せており、自分でもその在り処は分からない。取材しながら爪探し中。